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書籍名 有事法制を検証する
副題 「9.11以後」を平和憲法の視座から問い直す
著者 山内敏弘
判型 A5判
頁数 380頁
発行年月 2002年9月
定価 本体2,700円+税
ISBN ISBN4-589-02600-7
ジャンル 憲法
本の説明 「有事」関連三法案提出の背景とその問題点を、総合的に批判・検証するとともに、有事法制によらない平和構築のオルタナティブを提示する。9.11以後の日米両政府の対応を平和憲法の視座から問い直す。
目次 目次
  はしがき
第T部 9・11以後のアメリカと日本の対応
 第1章 9・11事件とアメリカの軍事外交政策――――浅井基文
  1 9・11事件についての考察
  2 アメリカの軍事外交政策
  3 終わりに
 第2章 9・11事件と日本の対外・国内政策――――渡辺 治
  1 はじめに
  2 小泉政権とグローバル大国化の新段階
  3 大国化の新段階への格好のチャンスとしての対米テロ事件
  4 有事法制から改憲へ――グローバル大国化の完成への課題
 第3章 国際法からみたアメリカのアフガニスタン攻撃――――本間 浩
  1 問題の焦点
  2 タリバン政権の対応と米英軍による武力行使の論拠との断層
  3 米国の武力行使の本質とその問題点
  4 結びに代えて――米国のアフガニスタン攻撃に対する国連の対応
 第4章 憲法からみたテロ対策特措法――――高作正博
  1 はじめに
  2 テロ対策特措法の問題点
  3 政府の対応の真意と沖縄への影響
  4 終わりに――主体性の回復は可能か?
 第5章 PKO法改定とPKO協力の問題点――――澤野義一
  1 PKOの世界的動向と日本のPKO法の運用状況
  2 日本のPKO協力の背景と憲法適合性
  3 PKO法改定の概要と問題点
  4 PKO協力の課題
第U部 有事法制の展開と問題点
 第6章 有事法制の歴史的展開――――古川 純
      ――「三矢研究」から日米新ガイドライン関連法まで
  1 はじめに――「有事法制」とは何か
  2 戦後の有事法制
  3 「三矢研究」の衝撃的内容と「非常事態措置諸法令の研究」
  4 「有事法制の研究」と二度の「中問報告」
  5 国家秘密・防衛秘密保護法案
  6 安全保障会議の設置
  7 安保「再定義」と「日米共同宣言」・日米新ガイドラインから周辺事態法へ
     ――「周辺事態」と「日本有事」の波及的・同時的生起と両事態対処計画の整合性
  8 むすびにかえて――憲法状況の中で
 第7章 「有事」対処システムの法的問題点――――愛敬浩二
      ――有事法案と立憲主義
  1 なぜ今、有事法案なのか?
  2 「武力攻撃事態」対処の法的構造
  3 「武力攻撃事態」概念の問題点
  4 有事法案と立憲主義
 第8章 《軍事的公共性》と基本的人権の制約――――岡本篤尚
      ――「政府解釈」を中心として
  1 《軍事的公共性》と基本的人権
  2 「国民の協力」と「指定公共機関の責務」
  3 自衛隊法改正案と基本的人権
  4 「永久戦争」と基本的人権の消滅
 第9章 「有事」における「米軍支援」法制――――山内敏弘
  1 問題の所在
  2 日米所ガイドラインと日米軍事協力
  3 周辺事態法・テロ対策特措法における対米軍事支援
  4 有事関連法案と「米軍支援法案」
 第10章 自衛隊法の変質と軍事秘密法制――――藤井治夫
  1 防衛計画大綱の再改定に向けて
  2 防衛法制の変容
  3 軍機保護法への道
 第11章 海上保安庁法の改定と領域警備――――前田哲男
  1 はじめに
  2 海上保安業務の変遷
  3 「領域警備」へ向けての法改正
  4 「不審船」への対応と法的問題
  5 「領域警備」拡充の法的問題
  6 おわりに
 第12章 有事体制と市民的自由――――右崎正博
  1 有事と市民的自由
  2 有事法案にみる市民的自由の制限
  3 防衛秘密の保護――有事とメディア規制
  4 国民に対する監視・盗聴――防衛庁情報公開請求者リスト作成が示唆すること
 第13章 国旗・国歌と二つの愛国主義――――阪口正二郎
  1 はじめに
  2 フランクファーターと愛国主義
  3 ジャクソンと愛国主義
  4 マッキンタイアの挑発
  5 リベラリズムと愛国主義
第V部 有事法制によらない平和保障
 第14章 9・11事件以後の世界と平和憲法の役割――――山内敏弘
  1 9・11事件以後の世界
  2 テロ問題に関する平和憲法の役割
  3 不戦・非核・軍縮の課題
  4 小 結
 第15章 文明の衝突から文明の共存へ――――臼杵 陽
              ――ハンチントン批判を中心に
  1 はじめに――「9・11」後のアフガニスタンからパレスチナヘ
  2 「文明の衝突」論の陥穽
  3 文明間の共存に向けて
  4 おわりに――文明の共存に向けて
 第16章 グローバリゼーションの下での構造的暴力――――北沢洋子
       ――国際的な経済格差と貧困の解消にむけて
  1 「グローバリゼーション」とは何か?
  2 グローバリゼーションに対抗するもの
  3 反グローバリゼーション運動の転換点
  4 「連帯経済」の構築に向けて
 第17章 市民平和活動の時代――――君島東彦
       ――武力によらない平和の構築
  1 平和をつくる主体としての市民
  2 政府の政策のコントロール――NG0と中小国政府の連携
  3 普遍的安全保障と非暴力防衛――日本の市民の安全をどのように保障するか
  4 NGOによる非暴力的介入――世界の人道的危機にどう対処するか
  5 非暴力平和隊プロジェクト
  6 市民平和活動――ヨーロッパにおける展開
 

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