書籍紹介

 

書籍名 商法総則・商行為法要説〔第3版〕
著者 蓮井良憲
判型 四六判
頁数 330頁
発行年月 2003年4月
定価 3,080円(税込)
ISBN ISBN4-589-02666-X
本の説明 各制度や法制の現状および相互関連について、基礎的な概念と重要判例を重点的に整理し、簡潔平易に解説した教科書。平成13・14年の商法大改正はじめ、最近の学説・判例・実務の進展に即応して見直し、改訂を施す。

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目次 目次
 第二版はしがき
 はしがき
第一編 序  論
 第一章 商法の観念
  1 商法の意義
   一 形式的意義における商法
   二 実質的意義における商法
  2 商法の地位
   一 緒説
   二 民法と商法との関係
   三 労働法と商法との関係
   四 経済法と商法との関係
  3 商法の特色
   一 総説
   二 内容上の特色
   三 発展傾向上の特色
  4 商法の沿革と各国商法
   一 総説
   二 商法の沿革
   三 各国商法
   四 日本商法の沿革と構造
 第二章 商法の法源
   一 緒説
   二 商法の法源の種類)
   三 法源適用の順位
 第三章 商法の適用範囲
   一 事物に関する適用範囲
   二 時に関する適用範囲
   三 人および所に関する適用範囲
第二編 商法総則
 第一章 商  人
  1 商人の意義
   一 企業主体の表示
   二 固有の商人
   三 擬制商人
   四 小商人
  2 商人資格の得喪
   一 自然人の商人資格
   二 法人の商人資格
  3 営業能力
   一 営業能力の意義
   二 営業能力の制限
 第二章 営  業
  1 総 説
  2 営業の自由と制限
   一 営業の自由
   二 営業の制限
  3 営業所
   一 営業所の意義
   二 営業所の種類
   三 営業所に付された法効果
 第三章 商  号
  1 商号の意義
  2 商号の選定
   一 商号自由の原則
   二 商号選定に関する制限
   三 商号の数
  3 商号の登記
   一 商号登記の制度
   二 商号登記の手続
   三 商号の仮登記
   四 商号登記の効力
  4 商号権
   一 商号権の意義
   二 商号権の性質
   三 商号の譲渡
  5 商号の廃止・変更
  6 名板貸
   一 名板貸の意義
   二 名板貸人の責任の要件
   三 名板貸人の責任
 第四章 商業帳簿
  1 総 説
   一 商業帳簿制度の目的
   二 商業帳簿の法規制
   三 商法と会計慣行の関係
  2 商業帳簿の意義
  3 商業帳簿に関する義務
   一 作成義務
   二 保存義務
   三 提出義務
   四 作成・保存等の義務違反に対する措置
  4 会計帳簿
   一 意義
   二 記載事項
   三 記載方法
   四 資産の評価
  5 貸借対照表
   一 意義
   二 作成の時期・種類
   三 作成の形式
   四 記載すべき財産
 第五章 商業使用人
  1 商業使用人の意義
   一 商人の補助者
   二 意義
   三 法的規制
  2 支配人
   一 意義
   二 選任・終任
   三 支配人の代理権
   四 支配人の義務
  3 表見支配人
   一 意義
   二 要件
  4 支配人以外の商業使用人
   一 部分的営業代理権を有する使用人
   二 物品販売店舗の使用人
 第六章 代理商
  1 代理商の意義
   一 意義
   二 経済的意義
   三 代理商契約の法的性質
  2 代理商の権利・義務
   一 本人と代理人との関係(内部関係)
   二 代理商と第三者との関係(外部関係)
  3 代理商契約の終了
 第七章 商業登記
  1 商業登記の意義
   一 意義
   二 公示的機能
  2 登記事項
   一 登記事項の範囲(分類)
   二 登記事項の通則
  3 商業登記手続
   一 当事者申請主義
   二 登記官の審査権
  4 登記の効力
   一 一般的効力
   二 登記前の効力
   三 登記後の効力
   四 適用範囲
   五 特殊的効力
   六 不実登記の効力
 第八章 営業の譲渡
  1 客観的意義における営業とその法的性質
   一 営業の意義
   二 営業の法的性質
  2 営業譲渡の意義、手続等
   一 営業譲渡の意義
   二 営業譲渡契約
  3 営業譲渡の効果
   一 譲渡当事者間の関係
   二 第三者に対する関係
  4 営業の賃貸借・経営の委任
   一 総説
   二 営業の賃貸借
   三 経営の委任
  5 営業の担保化
第三編 商行為法
 第一章 総  論
  1 商行為法の意義
  2 商行為に関する法の規制
   一 緒説
   二 制定商行為法
   三 その他の法の規制
   四 普通取引約款による規制
 第二章 商行為の種類
  1 総 説
  2 各種の商行為
   一 緒説
   二 絶対的商行為
   三 営業的商行為
   四 附属的商行為
   五 準商行為
   六 双方的商行為・一方的商行為
   七 公法人の商行為
 第三章 商行為の通則
   一 総説
  1 商行為一般に関する特則
   一 代理の方式
   二 商行為の委任
   三 対話者間における契約の申込
   四 隔地者間における契約の申込
   五 多数債務者の連帯
   六 保証人の連帯
   七 法定利率
   八 流質契約の自由
   九 債務履行の場所
   一〇 債務の履行または履行請求の時
   一一 商事時効
  2 当事者の一方が商人である場合の商行為に関する特則
   一 本人の死亡と代理権の存続
   二 契約の申込に対する諾否の通知義務
   三 送付品保管義務
   四 報酬請求権
   五 立替金の利息請求権
   六 受寄者の注意義務
  3 当事者の双方が商人である場合の商行為に関する特則
   一 法定利息の請求
   二 商人間の留置権
  4 有価証券に関する特則
   一 有価証券に関する商法の規定
   二 債務履行の場所に関する特則
   三 履行遅滞の時期に関する特則
   四 有価証券喪失の場合の特則
   五 有価証券についての手形法・小切手法の準用
 第四章 商事売買
  1 総 説
   一 商事売買の定義
   二 商事売買に関する規範
   三 商事売買と消費者保護
  2 売主の供託権・競売権
   一 緒説
   二 要件
   三 売主の供託権
   四 売主の競売権(自動売却権)
  3 確定期売買の解除
   一 緒説
   二 要件
   三 契約の当然解除
  4 買主の目的物検査・瑕疵通知義務
   一 緒説
   二 要件
   三 検査・通知義務の内容
   四 商法五二六条の適用範囲
  5 買主の目的物の保管・供託義務
   一 緒説
   二 要件
   三 義務の内容
 第五章 交互計算
  1 交互計算の意義と機能
   一 古典的交互計算
   二 段階的交互計算
  2 交互計算契約の内容
   一 交互計算契約の成立
   二 交互計算の効力
  3 交互計算の清算
   一 交互計算期間の満了
   二 交互計算の法定終了
 第六章 匿名組合
  1 意義・性質
   一 意義
   二 性質
   三 沿革
  2 匿名組合の内部関係
   一 出資
   二 営業
   三 損益の分配
  3 匿名組合の外部関係
  4 匿名組合の終了
   一 終了原因
   二 終了の効果
 第七章 仲立営業
  1 仲立人の意義
   一 意義
   二 経済的意義
   三 仲立契約の法的性質
  2 仲立人の権利義務
   一 義務
   二 権利
 第八章 問屋営業
  1 問屋の意義
   一 意義
   二 経済的意義
   三 問屋契約の法的性質
  2 問屋の権利義務
   一 義務
   二 権利
  3 売買の実行・効果の帰属をめぐる法律関係
   一 問屋と相手方との関係
   二 委託者と相手方との関係
   三 問屋と委託者との関係
 第九章 運送営業
  1 総 説
   一 運送営業法の体系
   二 運送人の意義
   三 運送契約
  2 物品運送契約
   一 総説
   二 運送人の義務
   三 運送人の権利
   四 荷受人の地位
   五 相次運送
  3 貨物引換証
   一 総説
   二 本質・方式・発行・流通
   三 効力
  4 旅客運送契約
   一 総説
   二 旅客運送人の責任
 第一〇章 運送取扱営業
  1 運送取扱人の意義
   一 運送取扱営業の意義
   二 運送取扱人の意義
  2 運送取扱契約の性質
  3 運送取扱人の義務
   一 一般的義務
   二 損害賠償責任
   三 責任の短期時効
   四 不法行為責任との関係
  4 運送取扱人の権利
   一 費用・報酬の請求権
   二 留置権
   三 介入権
   四 権利の短期時効
  5 運送取扱人と荷受人との関係
  6 相次運送取扱
   一 相次運送取扱の諸形態
   二 相次運送取扱人の権利義務
 第一一章 場屋営業
  1 場屋営業の意義
  2 場屋営業者の特別責任
   一 客から寄託を受けた物品に関する責任
   二 客から寄託を受けない物品に関する責任
   三 責任減免の特約
   四 高価品に関する責任
   五 責任の短期時効
 第一二章 倉庫営業
  1 倉庫営業の意義
   一 倉庫営業の経済的機能
   二 倉庫営業者の意義
  2 倉庫寄託契約の意義と性質
  3 倉庫営業者の義務
   一 保管義務
   二 倉庫証券の交付義務
   三 点検・見本摘出等の要求に応ずる義務
   四 受寄物の返還義務
   五 帳簿の備付・記入の義務
   六 損害賠償責任
  4 倉庫営業者の権利
   一 保管料請求権
   二 倉庫証券が発行されている場合の保管料支払義務者
   三 留置権および先取特権
   四 供託権および競売権
  5 倉庫証券
   一 倉庫証券の意義
   二 倉庫証券の性質
   三 預証券および質入証券
   四 倉荷証券
   五 荷渡指図書
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