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書籍名 立憲平和主義と人権
著者 上田勝美
判型 A5判
頁数 280頁
発行年月 2005年9月
定価 7,040円(税込)
ISBN ISBN4-589-02859-X
ジャンル 憲法
本の説明 悲惨な戦争の経験から絶対非戦を内外に宣言した日本国憲法は、いまなお世界に誇るべき憲法である。その先進性と普遍性を明らかにし、今後日本と世界が進むべき道を示す。
目次  序 章
  1 明文改憲の危機に立つ平和憲法
  2 本書の構成と内容
  3 平和憲法と憲法保障の課題
第T編 平和憲法論の視座
 第1章 憲法学方法論の現代的課題―歴史的客観主義の確立に向けて
  1 問題の所在と限定
  2 戦後憲法学の出発と方法論争
  3 歴史的客観主義と法の科学的認識
  4 歴史の発展法則と憲法学の対応
  5 社会科学としての憲法学の認識視座
 第2章 憲法の最高法規性と憲法保障の課題
  1 問題の所在
  2 近代的憲法と憲法の最高法規性
  3 日本国憲法の最高法規性の意義
  4 憲法の規範構造と最高法規性
  5 憲法の最高法規性と最高裁判所の職責
  6 むすび
第U編 立憲平和主義の先進性と普遍性
 第3章 日本の立憲平和主義に関する理論と課題
  1 問題の所在
  2 近代立憲主義の成立と発展の系譜
  3 立憲主義の本流としての「現代立憲平和主義」
  4 いま、なぜ立憲主義の問題
  5 むすびに代えて
 第4章 戦争の放棄と日本の永世中立構想
  1 はじめに
  2 第一次・第二次世界大戦終結と世界の普遍的平和システムの確立
  3 各国の憲法と戦争の違法化・平和主義の実定化の現段階
  4 国連と永世中立(国)の関係
 第5章 平和憲法に矛盾する安保軍事体制
  1 問題の所在
  2 ポツダム宣言の受諾と日本国憲法の制定
  3 平和憲法と五二年安保体制
  4 平和憲法と六〇年安保体制
  5 平和憲法と九六年安保体制
  6 日本の進むべき道
第V編 平和憲法と人権論
 第6章 人権体系論再構成の課題―新しい人権の生成との関連で
  1 問題の所在と限定
  2 人権体系論の再構成について
  3 人権論再構成と最近の憲法学の課題
  4 人権の生成について
  5 むすび
 第7章 「新しい人権」の憲法的考察
  1 はしがき
  2 「新しい人権」問題を生み出す要因または背景
  3 基本的人権発達の系譜と「新しい人権」
  4 基本的人権発達の系譜と平和的生存権
  5 「新しい人権」の生成と具体的権利化への課題と方法
 第8章 日本国憲法と平和的生存権の生成
  1 問題の所在
  2 人権としての平和に生きる権利
  3 平和的生存権と平和的主権の関係
  4 むすび
第W編 憲法改正の法理と理論
 第9章 憲法改正条項と学説の動向
  1 憲法の変動・変更
  2 憲法改正の法理的問題
  3 憲法改正の手続
 第10章 憲法の改正と変遷
  1 はしがき
  2 憲法改正論と変遷論
  3 憲法変遷肯定論の検討
  4 憲法変遷観念否定論の内容
  5 憲法九条解釈と橋本教授の変遷論
  6 むすび
 第11章 歴史の発展法則と憲法改正の法理
  1 「憲法改正の法理」再論
  2 改憲と「憲法改正の方向性」の問題
  3 歴史の発展法則と憲法改正改悪峻別論
あとがき
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