書籍紹介

書籍名 裁判とフェアネス
著者 谷口安平坂元和夫編著
判型 A5判
頁数 274頁
発行年月 1998年4月
定価 4,950円(税込)
ISBN ISBN4-589-02867-0
本の説明 現代日本の司法制度を改革するには、フェアネス(公正、公平)の観点から考えることの必要性を説き、このフェアネスを裁判手続の基本原理として定着させることを展望した。研究者と弁護士による意欲的論文集。

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目次 序 フェアネス論のアクチュアリティ/宮澤節生
 第T部 裁判とフェアネス
  1 民事裁判とフェアネス/谷口安平
  2 刑事訴訟とフェアネス/下村幸雄
  3 英米法とフェアネス―アメリカ契約法を中心に―/丸田隆
  4 弁護士からみたわが国のフェアネス/坂元和夫
  5 国を被告とする訴訟とフェアネス/尾藤廣喜
  6 家事事件とフェアネス―子の引渡しをめぐる事件を例に―/杉本孝子
  7 裁判官の判断におけるフェアネス/山崎浩一
 第U部 現代民事裁判への提言/坂元和夫
  1 被害の正当な賠償と裁判の「合理化」
  2 「弁論兼和解」
  3 和解至上主義と訴訟の目的
  4 民事裁判の改革の方向
  5 交互方式による和解の問題点―ストリート論文を読んで―
  6 口頭弁論の活性化―民事訴訟における「討論」の重要性―
  7 新法下の口頭弁論とその準備―実務的展望―
 第V部 現代司法への直言/坂元和夫
  1 少年法改正の「中問報告」について
  2 司法改革の展望
  3 不当労働行為事件の審査と手続の公正
  4 裁判官・検事の交流に疑問
  5 疑問多い民事裁判の非公開案
  6 分かりやすい司法
  7 京都の弁護士の「職業的尊厳」について
あとがき/坂元和夫
 

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