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書籍名 日本における貧困世帯の量的把握
著者 江口英一川上昌子
判型 A5判
頁数 240頁
発行年月 2009年2月
定価 本体4,600円+税
ISBN ISBN978-4-589-03140-2
ジャンル 貧困問題
本の説明 貧困線と社会階層の分析による二つの手法により貧困量を測定した長年の研究の成果。多くの議論を呼んだ1972年の中野区調査とそれ以降の測定結果を収録。貧困の質を強調する社会的排除論を検証し、量的研究に基づいた政策の重要性を示す。

    
目次 はしがき


 第1編 貧困量把握への二つのアプローチ
 ――貧困線と社会階層による貧困研究に関
   する考察

第1章 貧困線としての「保護基準」をめぐる
    考察
 1 日本における貧困理解の起点としてのB・
   S・ラウントリーの貧困規定について
 2 「救護法」におけるラウントリーの影響
 3 第2次大戦時から敗戦直後にかけての最
   低生活費研究の特質
 4 最低生活費としての「高い保護基準」と
   「低い捕捉率」をめぐる状況
第2章 「社会階層」概念による貧困研究
 1 低所得層の社会的性格――「社会階層」に
   よる貧困研究の方法的意義
 2 社会階級階層構成の推移
 3 不安定・低所得層の析出とその推移
 4 不安定・低所得層と貧困線


第2編 東京都中野区における貧困量の測定と
    貧困の性格

第1章 調査の目的と方法の意味
第2章 尺度としての「最低生活基準」算定方法
第3章 中野区民の最低生活基準以下層の量と
    生活水準の分布,およびその所在
 1 最低生活基準以下層の量
 2 倍率1.0未満層=最低生活基準以下層の
   所在と性格
第4章 世帯の特性と生活水準分布状況
 1 世帯主の性別と生活水準
 2 世帯の大きさ,家族構成と生活水準
 3 世帯収入の構成
 4 家族周期と生活水準の波動
第5章 低所得層が含まれる社会階層の分析
第6章 中野区の代表性の検討とむすび


第3編 中野区調査以降における調査結果と
    測定方法に関する検討

第1章 最低生活基準を用いて測定した貧困量
    ――年次別,および首都圏と地方によ
    る違いに関する考察
 1 実施した調査の概略
 2 貧困量の測定結果
 3 まとめ
第2章 本研究における測定方法に関する検討
 1 われわれの所得による貧困量測定の発端
 2 集計表の基本形について
 3 A市調査による検討
 4 国民基礎調査結果との比較による検討
 5 1996年の二つの調査の比較による検証
第3章 社会福祉の範疇別生活水準に関する
    分析
 1 実施した調査の概略
 2 A市高齢者を含む世帯についての生活水
   準分析
 3 子どもを含む世帯の生活水準の分析
 4 障害者を含む世帯の生活水準
第4章 総  括
 1 貧困線による貧困量測定の意義
 2 日本における貧困の実際と将来的固定性
 3 貧困概念の曖昧な社会,日本
 4 日本における「貧困の再発見」の状況
 5 最近の貧困研究の論点としての社会的排
   除論について――貧困の質と量の問題


補論 見える貧困・見えざる貧困

あとがき
 

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