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書籍名 広島・長崎への原爆投下再考
副題 日米の視点
著者 木村朗ピーター・カズニック
判型 A5判
頁数 218頁
発行年月 2010年12月
定価 3,080円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-03311-6
ジャンル 国際関係・外交
本の説明 史実に基づく多数の研究成果をふまえ、広島・長崎への原爆投下を批判的に再考。「原爆神話」や原爆投下決定過程を日米双方から分析する試みは、「核兵器のない世界」へ向け多くの示唆を与える。

  
目次 はしがき


◇第T部 日本側の原爆投下認識◇  木村 朗

序 論 原爆投下問題への日米共通の視点・アプロ
   ーチを求めて

第1章 “原爆神話”からの解放を目指して
    ―長崎原爆と重慶原爆への視点を中心に

第2章 原爆(核兵器)と劣化ウラン兵器の禁止・廃
   絶を求めて

補 論 「原爆神話」に関するインタヴュー記事・講
   演録・書評等
 1 今こそ「原爆神話」の解体を!
   ―鹿児島大学教授・木村朗さんに聞く
 2 原爆神話の虚構
 3 核をめぐる危機とチャンス
   ―ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ 核の惨禍から廃絶へ
 4 書評 金子敦郎著『世界を不幸にする原爆カ
     ード―ヒロシマ・ナガサキが歴史を変えた』
       (明石書店、2007年7月発行)の薦め


◇第U部 米国側の原爆投下認識◇
            ピーター・カズニック

序 論 原爆投下65年、論争は続く

第1章 未来を危機にさらす決断
    ―ハリー・トルーマンの原爆投下決定が
     世界にもたらした意味

第2章 自己弁護の余生
    ―エノラ・ゲイ機長ポール・ティベッツ
     と乗組員たちのその後


◇第V部 原爆投下認識に関する討議

講 演 なぜ原爆は投下されたのか
    ―日本が降伏した真の理由は?
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木村 朗

コメント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピーター・カズニック

コラム1  「原爆投下」の真実を求めて
    ―ピーター・カズニックさんとの交流の思い出
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤岡 惇

コラム2 ヒロシマ・ナガサキから次代に繋ぐ
    ―「こよな別れが末代まで二度と
     あっちゃいけん」・・・・・・・・・・・乗松聡子


あとがき
 

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