| 書籍名 | 近代日本の反権力思想 |
|---|---|
| 副題 | 龍馬の『藩論』を中心に |
| 著者 |
関家新助著 |
| 判型 | Ａ５判 |
| 頁数 | 214頁 |
| 発行年月 | 1986年10月 |
| 定価 | 3,300円（税込） |
| ISBN | ISBN4-589-01288-X |
| 本の説明 |
議会制デモクラシーについて、日本人が日本人の立場で初めて主張した『藩論』の思想が、「自由民権思想」という反権力構造のなかでどのようなエイトスをもち、役割を果たしてきたかを明確にし、近代日本の反権力思想を体系的に再構築する。 この書籍は品切につき入手できません |
| 目次 |
はじめに 一 『藩論』について 『藩論』の概説/『藩論』の特徴/『藩論』の原本/『藩論』の著者/『藩論』の成立過程 二 英文 “Fuku Ko Ron”と“Han Ron”−英国外務省公文書館の資料を中心に− H.パークスと『復古論』・『藩論』/英文『復古論』の要約/パークスの手紙と英文・『藩論』からの日本語訳 三 『藩論』の理念と自由民権思想 −枝盛と兆民を中心に− 明治維新と畠墨運動/『五箇条誓文』の成立と『藩論』/自由民権運動の社会的背景/自由民権運動/立志杜の運動/枝盛の憲法草案/自由党の結成/兆民の自由民権思相/兆民と『東洋自由新聞』/兆民と『東雲新聞』/帝国憲法と第一帝国議会/『藩論』と枝盛・兆民 四 自由民権から明治社会主義 −秋水を中心に− 兆民の書生として/翻訳記者・秋水/『廿世紀の怪物帝国主義』/『社会主義神髄』/週刊『平民新聞」と日露戦争/『共産党宣言」の翻訳/渡米と直接行動論/日刊『平民新聞』と直接行動論/「大逆事件」/秋水と議会制デモクラシー/近代日本における反権力構造 あとがき −『藩論」との出会い− 資料(一) 英文『復古論』 資料(二) 英文『藩論』 |
