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書籍名 フッサール研究
著者 小林利裕
判型 A5判
頁数 306頁
発行年月 1990年8月
定価 5,500円(税込)
ISBN ISBN4-589-01550-1
ジャンル 哲学・倫理学
本の説明 内容的にも方法論的にも大きな影響をあたえたフッサールの現象学について、その成立の基礎となった純粋論理学の確立から先験的現象学の創始、完成への過程までの全体の流れを緻密な研究によってまとめる。
目次 一 純粋論理学―『論理学研究T』―
 (一) 規範学としての純粋論理学
 (二) 心理学主義と純粋論理学
 (三) 純粋論理学の構想
二 普通的対象―『論理学砺究U』
 (一) スペチエス
 (二) ロック・バークリー・ヒューム批判
 (三) 心理学的表象とスペチエス的表象
三 過去志向と未来志向―『内的時間意識の現象学』―
 (一) ブレンターノ批判
 (二) 第一次的記憶と第二次的記憶
 (三) 過去志向と未来志向
四 認識論的還元―『現象学の理念』―
 (一) 絶対的所与性
 (二) 普遍的認識
 (三) 認識論的還元
五 学的哲学―『厳密な学としての哲学』―
 (一) 自然主義的哲学批判
 (二) 歴史主義・世界観哲学批判
 (三) 学的哲学
六 現象学的還元―『イデーンT』―
 (一) 本質必然性
 (二) 本質についての判断
 (三) 現象学的還元と反省
七 純粋なX―『イデーンT』―
 (一) 純粋なX
 (二) 明証性
 (三) 質料的存在論と形式論理学・形式的存在論
八 現象学的心理学と超越論的現象学―『ブリタニカ百科事典項目』―
 (一) 現象学的心理学
 (二) 現象学的心理学と超越論的現象学
 (三) 間主観的還元
九 普遍的還元―『第一哲学T・U』―
 (一) 普遍的イデア性
 (二) 論理学的根源と超越論的・現象学的根源
 (三) 普遍的還元と間主観性
十 間主観性―『デカルト的省察』―
 (一) モナドとしての自我と極としての自我
 (二) 能動的発生と受動的発生
 (三) 超越論的間主観性
十一 超越論的論理学―『形式論理学と超越論的論理学』―
 (一) 形式論理学
 (二) 超越論的論理学
 (三) 明証
十二 生活世界―『ヨーロッパ的学問の危機と超越論的現象学』―
 (一) 生活世界
 (二) 間主観的調和
 (三) 理性と目的論
十三 新カント派と現象学
 (一) 新カント派
 (二) 現象学
論文掲載誌等一覧
あとがき
 

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