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書籍名 菜の花の海辺から〔上巻〕
副題 −評伝 田中覚−
著者 平野孝
判型 四六判
頁数 246頁
発行年月 1997年12月
定価 2,090円(税込)
ISBN ISBN4-589-02034-3
ジャンル 環境問題
本の説明 裁かれた側の四日市公害史。当事者の貴重な証言と膨大な資料の裏づけをもとに、四日市公害の全貌の解明に初めて取り組んだ歴史の証言書。「環境大国」日本の戦後の歩みを検証する。
目次  はしがき
序 章 「環境大国」日本の検証
      はじめに/豊かさの検証/公害を出した首相や官僚はいるか/
      高度成長をさきがけた知事/一二人の人物と本書の構成/
      過去は、未来のために何を問いかけているか
第一章 高度成長をさきがけた政治家―田中覚回想録―
      莱の花の海辺で/八高SS会/農林官僚/三重県へ出向/
      請われて知事選に/知事十八年/「大四日市」の建設/
      燃料廠払い下げは東京で決定/塩浜コンビナートの造成/
      午起コンビナートの造成/霞ヶ浦コンビナートの造成/
      内陸コンビナートの造成/公害裁判/中南勢開発の中止/
      衆議院議員―三木政権を支えて
第二章 「平和産業」の断罪―塩浜コンビナートの造成と公害裁判―
      判決/仕手役と脇役/四日市立地は運命のいたずら/企業側証人/
      判決文をかかえて/二日で浦島太郎/世界最高水準の公害防止技術/
      アムステルダムヘの特命/動かせー/公害患者救済財団/
      補償金は全国プール制/環境が企業活動の五臓六腑に/
      経済とエネルギーと環境の共生/経済破れて山河残る/
      世界環境法―総量規制を世界で
第三章 盟友たちの四日市―六ニ万坪の企業活動と公害対策―
      もう一つの四日市/履歴書/製油所で虫下しをつくる/
      田んぼばかりだった四日市/昭石に入った海軍燃料廠の幹部/
      タンクだけでも貸与してくれ/午起は二〇万坪/三人の盟友/
      霞ヶ関の埋立/民族資本の育成は国策/白い霧が漂った/
      転機になった公害裁判/企業側は控訴しなかった/
      国に先んじた総量規制と財団/決断は第一線に委ねられた/
      五千億円の公害対策費/公建法と新規認定の廃止/
      転勤なしの公害担当部長/公害の時代を振り返って/時代が変わる
 

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