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書籍名 低所得高齢者の生活と尊厳軽視の実態
副題 死にゆきかたを選べない人びと
著者 大友芳恵
判型 A5判
頁数 214頁
発行年月 2013年5月
定価 3,410円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-03520-2
ジャンル 社会保障・社会福祉
本の説明 都市部・農村部・介護施設の高齢者の生活調査から、低所得での生活と不平等、貧困の実態を丹念に描出。「人生の終焉」のあり方について、尊厳という観点から高齢期の生活保障を捉え直す。

  
目次 はしがき

序 章 本研究の背景・課題と目的
 問題の所在/先行研究/研究の視座・目的およ
 び研究方法と主要概念/本書の構成

第1章 都市部における在宅高齢者の生活
     ―調査からみる生活困難
 在宅で「老いる」/ひとり暮らし高齢者へのア
 ンケート調査/ひとり暮らし高齢者の語り―イ
 ンタビューから/小括

第2章 地方における高齢者の生活と困難の現状
     ―北海道を中心に
 北海道の歴史特性/地方高齢者の語り/在宅で
 の生活現状と課題(小括)

第3章 施設で老いる要介護高齢者の生活保障の
    限界
 特別養護老人ホームの費用負担/低所得高齢者
 と新型特別養護老人ホーム―道内調査結果から
 /新型特別養護老人ホームの限界/小括

第4章 死にゆきかたにみる尊厳軽視の現状
 高齢者の人生の終え方とその変化/葬儀の傾向
 と費用/「最終生活」の抑制と疎外―池袋母子
 餓死日記が問うもの/他者への迷惑の回避と献
 体登録/「死」の外在化機会の減少/結論/小
 括

おわりに 「尊厳」ある人生の終焉のために

引用・参考文献
【資料】一人暮らし高齢者47名にきく
      ―生活実態とサービスの支え
あとがき
 

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