書籍紹介

書籍名 法を見るクリオの目
副題 歴史と現代
著者 井ケ田良治
判型 四六判
頁数 164頁
発行年月 1987年1月
定価 2,090円(税込)
ISBN ISBN4-589-01301-0
本の説明 古代から近・現代までの法と歴史のグローバルな動きを、エッセイ風に語りかけ、法の未来を歴史的な視点で切り開く。 T西と東のあいだ法の歴史に学ぶ/「戸籍」の比較史/ほか U日本のなかで江戸時代の村/平和憲法の誕生/現代を憂う/ほか

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目次 1西と東のあいだ
 法の歴史に学ぶ
  法制史と現在
  法の過去からの解放
  法制史の面白さ
  法学徒の社会的責任を問いかける
 法の比較史
  比較法制史
  不正確なまたは誤っている外国史像の修正
  提案と試み
  効用
 イギリスにおける王治世年と西暦―土地証文を通じてみる
  厄介な王治世年
  西暦換算の実際
  イギリスの王治世年
  土地証文にみる西暦と治世年
  西洋暦の略史
 ヴォルテールの「哲学書簡」が引用したマグナ・カルタについて
 「戸籍」の比較史
  統治手段としての戸籍
  ヨーロッバ大陸の身分登記の略史
  イギリスのパリッシュ・レジスター
  日本の戸籍制度の史的特徴
  戸籍からの解放
 新中国の息吹にふれて―調解委員会見学記
  新中国の調停制度
  基礎理論
  叶谷霖の「人民調解」論
  人民調解の実際
U 日本のなかで
 江戸時代の村―近畿型
  近畿地方村落の類型―中世から近世へ
  その範囲
  その東端としての美濃
  「近畿村落」の歴史性―その変遷
 平和憲法の誕生
  「憲法おしつけられ」論の真偽
  松本草案とマッカーサー草案
  旧支配層の国体護持努力
  旧支配層とマッカーサーの合意
  真相
 「教科書検定訴訟判決」に思う
  杉本判決
  判決の論理
  国民的思想運動としての教科書裁判闘争
  「判決」の歴史的意義
[現代を憂う1]
 国民の知る権利と「国家機密法案」
[現代を憂う2]
 「日の丸」の歴史を考える
  「日の丸」のはじまりは船印「朱の丸」
  欧米をまねて「日の丸」を掲揚
  つくられた「日の丸」=日輪説
  伝統の発明
[現代を憂う3]
 「建国記念の日」とはどんな日か
あとがき
 

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