思想・芸術
- グラムシ思想のポリフォニー
- [思想・芸術]
- 松田博 ・鈴木富久 編
- 四六判・236ページ・2,860円(税込)
- 現代思想、人文・社会科学の諸領域におけるキーパーソンの一人であり続けるグラムシの思想のアクチュアリティを、テクストクリティークを経ながら多声的に追究。世紀末転換期の現代的課題に寄与しうる思想的・理論的養分を汲み出す。
- 美と藝術への序章
- [思想・芸術]
- 金田民夫 編著
- 四六判・254ページ・2,310円(税込)
- 美や藝術ほど日常生活の中で多様に語られる事象はない。本書は、現代の美学・藝術学の基本をふまえ、美の本質や諸藝術の原理を自然や社会などの諸現象に位置づけ、歴史と東西の藝術観の中に見透そうとする。全25章から成る入門書。
- 人文学としての芸術研究
- [思想・芸術]
- 清瀬みさを 著
- A5判・150ページ・1,980円(税込)
- イタリア・ルネサンスを軸に、西洋世界における「美術」や「美術家」という概念の成立や変遷過程を、美術作品や文学、社会制度などとの関係で立体的に検証。150点の図版を駆使し、作品の見方・捉え方を説いた西洋美術史の入門書。
- 芸術表現 5つの焦点
- [思想・芸術]
- 深田進 ・大森正一 ・村田誠一 ・清瀬みさを 著
- A5判・296ページ・2,860円(税込)
- 美術史や美学の基本をおさえつつ、その全体像を鳥瞰した入門書。芸術表現の理論・歴史と研究・ひろがり・現代的状況・構造と作品の世界の5編にわたり、芸術と人間の世界を展開する。300近くの図版を収載し、理解と思索を深める。
- 逸脱する絵画
- [思想・芸術]
- 宮下誠 著
- A5(変形)判・392ページ・3,960円(税込)
- 鮮やかな切り口と軽妙洒脱な語りで20世紀西洋美術の世界をレクチャー。作品の記述=解釈をベースに、縦横無尽な言葉と柔軟な思考で「絵画の運命」に寄りそって物語を紡ぎだす。74冊のコメント付文献案内は圧巻。
- 「クラシック」の終焉?
- [思想・芸術]
- 宮下誠 著
- A5判・194ページ・1,760円(税込)
- 中学生から社会人まで、教養としての20世紀音楽を知るための初めての本。ポピュラー音楽にも目配りをして200あまりの人物・作品を紹介する。ブログとの間にネットワークを張りさらなる広がりを追求。
- 迷走する音楽
- [思想・芸術]
- 宮下誠 著
- A5判・340ページ・3,850円(税込)
- 「長い」作品、「遅い」演奏、ティンパニの一撃、オペラの歴史の4テーマのもと、従来のクラシック音楽批評に対する批評論を展開し、音楽そのものの捉え方や演奏家と聴衆らの関係性を見直す。