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書籍名 | 先進社会=日本の政治〔T〕 |
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副題 | ソシオ・ポリティクスの地平 |
シリーズ | シリーズ「先進社会」 |
著者 |
藪野祐三著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 302頁 |
発行年月 | 1987年10月 |
定価 | 3,300円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-01343-6 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 | 戦後日本を三期に分け、それぞれの時代状況と政治、政治学およびオピニオン・リーダーを考察しながら、日本の政治社会が先進社会状況に到達する過程を分析。それをもとに現代日本の思想的状況を論評する。政治の原理的なあり方を問うた意欲作。 |
目次 |
はじめに 序章 先進社会=日本の政治―三つの課題― 一 政治的課題 二 政治学的課題 三 思想的課題 T 分析の方法 第1章 方法T―政治構造の分析モデル― 一 分析の枠組み 一 「先進社会=日本の政治」分析 二 戦後日本の政治研究 二 政治構造の分析モデル 一 政治の紛争 二 政治の組織 三 政治の配分 第2章 方法U―イデオロギー構造の分析モデル― 一 分析の枠組み 二 社会構成のイデオロギー 一 二つのイデオロギー 二 「個人的イデオロギー」 三 「社会的イデオロギー」 三 個人構成のイデオロギー 一 アイデンティティの基準 二 「生産的イデオロギー」と「消費的イデオロギー」 三 「民族的イデオロギー」と「家族的イデオロギー」 U 先進社会=日本の政治 第3章 戦後政治の歴史過程 一 戦後政治の歴史過程―政治構造― 一 予備的な作業 二 第一期=組織的紛争の時代 三 第二期=配分的紛争の時代 四 第三期=価値的紛争の時代 二 戦後政治の歴史過程―イデオロギー構造― 一 予備的な作業 二 第一期=「個人」と「生産」の時代 三 第二期=「社会先行」と「生産・消費」の時代 四 第三期=「個人先行」と「消費」の時代 第4章 先進社会=日本の政治―第一期― 一 ソシオ・ポリティクスの状況 二 政治構造の分析―組織的紛争の時代― 三 イデオロギー構造の分析―「個人」と「生産」の時代― 一 社会構成のイデオロギー―「個人的イデオロギー」の時代― 二 個人構成のイデオロギー―「生産的イデオロギー」の時代― 第5章 先進社会=日本の政治―第二期― 一 ソシオ・ポリティクスの状況 二 政治構造の分析―配分的紛争の時代― 三 イデオロギー構造の分析―「社会先行」と「生産・消費」の時代― 一 社会構成のイデオロギー―「社会先行的イデオロギー」の時代― 二 個人構成のイデオロギー―「生産的・消費的イデオロギー」の時代― 第6章 先進社会=日本の政治―第三期― 一 ソシオ・ポリティクスの状況 二 政治構造の分析―価値的紛争の時代― 三 イデオロギー構造の分析―「個人先行」と「消費」の時代― 一 社会構成のイデオロギー―「個人先行的イデオロギー」の時代― 二 個人構成のイデオロギー―「消費的イデオロギー」の時代― V 先進社会=日本の政治学 第7章 戦後日本の政治学 一 分析のための前提 二 戦後日本の政治学 一 第一期=思想としての政治学 二 第二期=運動としての政治学 三 第三期=科学としての政治学 第8章 「思想としての政治学」の展開 一 「思想としての政治学」の前提 一 戦後丸山真男の出発 二 丸山真男とアメリカ政治学 二 「思想としての政治学」の展開 一 H・D・ラスウェルと『政治の世界』 二 R・N・ベラーと「個人析出」 三 「思想としての政治学」の帰結 第9章 「運動としての政治学」の構造 一 「運動としての政治学」の前提 一 「政治参加」と「政治運動」 二 政治運動と主体性 二 「運動としての政治学」の構造 一 政治認識の画定 二 「運動としての政治学」の構造 三 「運動としての政治学」の帰結 第10章 「科学としての政治学」の方法 一 「科学としての政治学」の前提 一 科学と技術と政治学 二 目本政治分析の位相 二 「科学としての政治学」の方法 一 資料の科学的分析 二 資料の数量的分析 三 「科学としての政治学」の帰結 W 先進社会=日本の思想 第11章 国民国家の統合と分裂 一 日本論ブームの背景 二 個人主義と民族主義 三 国家と個人主義・民族主義 四 競争的共存と国民国家 五 流動化する戦後型国民国家 第12章 日本社会論の現在 一 状況の構図 二 日本社会論の系譜 三 「肯定的日本社会論」の現在 四 「否定的日本社会論」の現在 終章 先進社会=日本の政治―そのゆくえ― 一 先進社会=日本の政治―その現状― 二 先進社会=日本の政治―その方途― あとがき 索引 |