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書籍名 | 現代イギリス地方自治の展開 |
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副題 | サッチャリズムと地方自治の変容 |
著者 |
君村昌・ 北村裕明編著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 260頁 |
発行年月 | 1993年7月 |
定価 | 3,850円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-01748-2 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 | サッチャー政権下の地方自治改革の理念と現状を分析し、自治改革の課題と展望を明らかにする。政治学、行政学、法学、経済、財政、福祉、住宅、歴史学の研究者による総合研究。わが国の地方分権のあり方を考えるうえでも多くの示唆を与えてくれる。 |
目次 |
序章 イギリス地方自治とサッチャリズム ―本書のねらいと課題― はじめに 1 サッチャリズムの特質と遺産 2 サッチャリズムとイギリス地方自治 3 本書の構成 T 地方自治改革の戦略 1章 戦後福祉国家と地方自治 はじめに 1 イギリス近代地方自治の起源と特色 2 地方自治体機能の再構築 3 地方自治制度の再編成 4 地方自治体の内部組織と過程 5 地方自治の政治化 2章 サッチャー政権下の地方自治改革 はじめに 1 GLC等の廃止 2 1987年以降の地方自治改革 3章 地方自治法改革 1 地方自治法改革の沿革 2 地方自治の「非政治化」 ―ウィディコム委員会報告書と立法的対応― 4章 地方財政改革 はじめに 1 人頭税導入への経過 2 人頭税の論理と実態 3 地方財政改革のゆくえ 補論 地方自治改革の代替戦略 1 労働党地方政府と新都市左翼 2 地方社会主義の実験 3 地方社会主義の評価と問題点 U 地方自治改革の実際 5章 教育政策 はじめに 1 サッチャー以前の教育政策と地方教育行政 2 サッチャー時代の教育政策と地方教育行政 3 地方教育当局の役割の変化と今後の方向性 6章 社会福祉政策 ―コミュニティ・ケア政策を中心に― 1 サッチャー政権下におけるコミュニティ・ケア政策の展開 2 問題の担い手やサービス利用者から見たコミュニティ・ケアの現実 3 ある地方自治体の実践にみる「代案への苦闘」 ―イズリントンの場合― 4 プライバタイゼーションの影で ―ボランタリー部門の危機― 5 結びにかえて 7章 イギリス住宅政策の歴史的変容 ―公営住宅売却政策を中心にして― 1 イギリス住宅政策の80年代再編 2 イギリス住宅政策の基本フレーム 3 戦前の民営借家問題と規制的住宅政策 4 戦後住宅問題の激化と福祉国家型住宅政策の登場 5 サッチャー政権による公営住宅売却政策の波紋 8章 都市農村計画 はじめに 1 プラニングにおける中央/地方 2 都市農村計画法制度における中央/地方関係とサッチャー政府時代の変容 3 計画過程と地方行政組織編成 おわりに 9章 都市開発公社とロンドン・ドックランド再開発 1 都市開発公社 2 ロンドン・ドックランド 3 都市開発公社の残したもの 10章 地域内バス事業の規制緩和 はじめに 1 バス事業の規制と1930年法 2 バス事業の規制緩和と背景 3 規制緩和策とその効果 結びにかえて V 地方自治改革の歴史と展望 11章 イギリス地方自治像の歴史的位相 1 問題の所在 2 19世紀における政府間関係の特徴 3 小括と展望 12章 サッチャー政権と「政府間関係」 ―歴史的文脈と国家構造― 1 「戦後コンセンサス」と「政府間関係」 2 「戦後コンセンサス」と中央・地方関係 3 「サッチャー政権」と「政府間関係」 ―歴史的文脈と国家構造― 終章 地方自治改革の課題と展望 はじめに 1 地方自治改革の国際的展開とイギリス地方自治 2 イギリス地方自治改革の争点と動向 あとがき 現代イギリス地方自治改革年表(付・索引) |