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書籍名 | フランス「福祉国家」体制の形成 |
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著者 |
廣澤孝之著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 242頁 |
発行年月 | 2005年3月 |
定価 | 5,170円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02796-8 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 |
社会保障に関しては独自の道を歩んできたフランス。共和政国家の統合原理のなかに福祉の領域をどう取り込むかという、19世紀以来の議論の歴史的展開をふり返り、フランス福祉国家の構造的特性の一断面を解明する。 〔第7回損保ジャパン記念財団賞受賞〕 |
目次 |
序 第1章 フランス「福祉国家」史研究の課題 第一節 「福祉国家」史研究の課題 第二節 フランス福祉国家史論 第2章 フランスにおける「社会問題」と連帯主義 はじめに 第一節 第二帝政期の「社会問題」と「中間集団」論 第二節 ル・プレーの社会調査と社会政策 第三節 第三共和政期の「社会問題」と連帯主義 第3章 フランスにおける「社会保障」概念の展開過程――第三共和政期の社会立法過程を中心として はじめに 第一節 社会保障の概念と社会保障制度の形成 第二節 包括的社会保険への歩み 第4章 戦後復興と「一九四五〜四六年体制」の形成 はじめに 第一節 第四共和政の成立と社会保障制度改革 第二節 ラロックプランと社会保障「組織法」の成立 第三節 第一次・第二次憲法制定議会と「一九四五〜四六年体制」の確立 第5章 フランス「福祉国家」体制の変容 第一節 一九六七〜六八年社会保障制度改革――ゴーリズム下の「福祉国家」再編 第二節 正統性の危機とフランス「福祉国家」の再編――ジュペ・プランの挫折を中心として 結論 あとがき |