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書籍名 | かかわりの政治学 |
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著者 |
平井一臣編 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 198頁 |
発行年月 | 2005年9月 |
定価 | 2,530円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02851-4 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 | 「かかわり」「かかわる」という視点から、政治哲学、政治理論、地方自治、福祉国家、現代日本の社会運動など様々な領域について考察し、市民が政治に「かかわる」主体として新しい可能性を展望する。 |
目次 |
第1章 かかわりの政治学とは何か 1 情報化時代の「かかわり」 2 「かかわり」のなかの私 3 差異のなかの「かかわり」 4 「かかわり」と「かかわる」 5 戦後日本政治のなかの「かかわり」 6 新保守主義と世紀転換期の変容 7 グローバリズム・ナショナリズム・ローカリズム 8 「かかわり」の政治学へ 第2章 公共的人間の今日的位相 はじめに 1 ロールズの議論 2 共同体論の議論 3 「幸福の追求」と共同体 おわりに 第3章 現代市民社会論のアクチュアリティ はじめに 1 現代市民社会論とシチズンシップ――包摂と排除の問題 2 アソシエーション・コミュニティ・市民社会 3 権力と現代市民社会 おわりに 第4章 地方行政と住民――参加と合意のダイナミズム 1 行政との遭遇 2 日本社会のスケッチ 3 人々の政治参加 4 政治の日常化――より小さな政治へ 5 住民投票 6 住民参加 7 参加と合意のダイナミズム――自治体基本条例への試み 第5章 公共性と自己選択――日本における福祉社会の展望 はじめに 1 日本における「福祉国家」の現状と課題 2 日本における福祉社会の直面する危機 3 日本における福祉社会の展望 第6章 社会運動ネットワークと対抗的公共圏 ――新しい政治空間を切り開くために はじめに――かかわりの政治学とは何か? 1 「市民運動」の登場――ネットワーク・経験・公共圏 2 「市民運動」と「住民運動」――ネットワークと対抗的公共圏 3 社会運動ネットワークの構造 4 新自由主義時代の社会運動――NPOと公共圏 結びに代えて――萎縮する市民社会とセキュリティ 終 章 「かかわりの政治学」と私たち 1 ジェンダー的視点からの問題提起 2 社会的資本論への注目 3 公共性と政治 4 情報から考える「かかわりの政治」 5 「かかわり」へ、「かかわり」から おわりに 参照・引用文献 事項索引 人名索引 |