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書籍名 政策研究のメソドロジー
副題 戦略と実践
著者 北川正恭縣公一郎総合研究開発機構
判型 A5判
頁数 336頁
発行年月 2005年9月
定価 3,630円(税込)
ISBN ISBN4-589-02865-4
ジャンル 行政・地方自治
本の説明 政策研究の方法論を学ぶための入門テキスト。政策研究の理論と手法、政策に関わる主体を取り上げ、まちづくり、環境政策、消費者政策など7つの具体的政策からその現状と動向を分析する。
目次 はしがき/塩谷隆英
 序/北川正恭
第1部 理論と手法
 第1章 政策研究――規範、倫理、公共性――/足立幸男
  1 場としての政策学からプロクェッションとしての政策学へ
  2 公共政策学はどのような学問であり得るのか
  3 システム思考の能力を高めること
  4 公共的決定の当事者という自覚をもつこと
  5 デザイン能力を鍛えるということ
 第2章 政策情報――その論理的シェーマの構成――/縣公一郎
  1 はじめに
  2 政策情報の背景
  3 政策情報の要素
  4 政策情報の意義
 第3章 政策分析の手法――分析入門者への手引き――/阿部一知
  1 はじめに――政策分析(policy analysis)とは?――
  2 政策分析の枠組と手順
  3 政策分析の手法――ツール――
 第4章 政策評価の現状と課題/塚本壽雄
  1 政策評価の現状
  2 政策評価の課題
 第5章 戦略マネジメント論――都市・自治体を対象として――/大住莊四郎
  1 はじめに
  2 都市・自治体マネジメントとは
  3 戦略マネジメントモデルヘの発展
 第6章 政策研究の技法――標本調査から検定まで――/山田治徳
  1 研究の設計
  2 情報の収集――標本調査――
  3 情報の分析――定量分析――
 第7章 福祉分野における政策評価の標準的手法/鈴木亘
  1 分野の概要
  2 プログラム政策評価の標準的手法
  3 介護供給業者の効率性分析
  4 要介護世帯側からの分析
  5 残された論点の紹介
第II部 政策の実施主体
 第8章 パブリック・ガバナンス――公共空間での政策主体――/山本清
  1 はじめに
  2 ガバナンス論の背景と類型化
  3 政府経営とガバナンス――パブリック・ガバナンス――
  4 ガバナンスのモデル化
  5 NPMとガバナンス
  6 まとめ
 第9章 自治体政策と国・地方の関係/片木淳
  1 国と地方の役割分担と自主立法
  2 国の関与と今後の課題
  3 政策実現のための地方税財政改革
 第10章 市民社会の形成と公共政策/澤井安勇
  1 現代市民社会の形成とその特質
  2 市民社会における統治関係
  3 市民活動の経済社会的側面
  4 市民社会における公共政策のあり方
 第11章 シンクタンクと政策研究/中村円
  1 シンクタンク分析――政策研究との関係から――
  2 世界の政策研究コミュニティ――アジア、ヨーロッパ、アメリカ――
  3 日本の政策研究機関
  4 日本の政策コミュニティ――新たな動き――
第V部 具体的政策
 第12章 自立型市民参加のまちづくり/大西隆
  1 まちづくりと地方分権化
  2 参加の諸形態
  3 知恵の実現をどう進めるか
 第13章 環境政策――政策の方向と事例研究――/倉阪秀史
  1 従来型の環境政策
  2 現在の政策課題
  3 新しい環境政策
  4 具体的な政策立案事例
  5 環境政策の立案に当たって
 第14章 消費者政策の展開――現状と課題――/川本敏
  1 増大を続ける消費者被害
  2 消費者政策とは
  3 政策の実施2
  4 ケース・スタディ
  5 今後の課題――後追いから未然防止へ――
 第15章 電気通信事業分野の競争状況の分析、評価と政策決定への活用/大橋秀行
  1 電気通信事業分野の競争政策
  2 競争創造からルール重視へ
  3 競争状況の分析――評価のための制度設計
  4 競争評価の実践
 第16章 エネルギー政策――動向と事例研究/山形浩史
  1 日本のエネルギー政策の変遷と今後の課題
  2 エネルギー政策の基本的考え方
  3 事例研究――最適電源構成――
 第17章 新しい総合計画論――三鷹市の総合計画を事例として――/一條義治
  1 自治体総合計画の歴史
  2 総合計画策定と市民参加
  3 新しい総合計画に向けて
「政策研究」を理解するための200冊
「政策研究」への招待―道案内のための10冊
 あとがき
 索引
 執筆者紹介
 

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