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書籍名 | 現代アジア経済論 |
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著者 |
郭洋春著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 190頁 |
発行年月 | 2011年10月 |
定価 | 2,420円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03373-4 |
ジャンル | 経済学・経済思想 |
本の説明 |
世界経済の行方は、飛躍をみせるアジアの経済動向にかかっている。経済だけでなく、政治・社会・文化の領域も含め多角的にアプローチし、激変するアジアの動向への定点観測的な視座を提示する。 |
目次 |
はじめに 第1章 世界の中のアジア ―世界の工場から消費市場へ はじめに/世界の工場としてのアジア/消費市 場としてのアジア/むすびにかえて 第2章 アジアはなぜ発展したのか ―アジアの謎に迫る はじめに/アジアの経済政策/外資の果たした 役割/国家の役割・性格/経済開発の推進母体 の存在/むすびにかえて 第3章 グローバリゼーションとアジア ―グローバリゼーションは世界を良く するか はじめに/今日のグローバリゼーションの起源 /今日のグローバリゼーションの特徴/グロー バリゼーションがアジア経済に与えた影響/む すびにかえて 第4章 アジアと通貨危機 ―なぜ成長神話は崩れたのか はじめに/従来の通貨危機/現在の通貨危機/ 通貨危機を巡る国内外の環境/歴史的必然とし ての通貨危機/むすびにかえて 第5章 アジアとFTA ―日本のFTA戦略 はじめに/FTAが活発に行われている理由/FTA を締結する意義/日本にとっての戦略的意義/ 日本のFTA戦略―FTAからEPAへ/東アジア共同 体とFTA/むすびにかえて 第6章 アジアとAPEC ―世界最大の地域協力は可能か はじめに/APECの成立過程/APECの活動と組織 形態/APECの意義/むすびにかえて 第7章 アジアに浸透するジャパナイゼーション ―ジャパナイゼーションは日本の新た な外交戦略となるか はじめに/ジャパナイゼーションとは何か/ジ ャパナイゼーションが浸透した背景/ボルテス V事件とは/ボルテスV事件から何を学ぶのか /ジャパナイゼーションの発信地である日本の /立場ソフトパワー論から見たジャパナイゼー ション/むすびにかえて 第8章 観光産業から見たアジアと日本 ―観光産業こそが日本を救う はじめに/数字から見た日本の観光/日本の観 光産業の実情/観光という産業を考える/日本 政府による観光産業育成策/多様性が求められ る日本の観光戦略/むすびにかえて 第9章 日本の中のアジア ―日本は「多民族国家」になれるか はじめに/外国人労働者の受け入れの現状/外 国人労働者が受け入れ国に与える影響/研修・ 技能実習制度/むすびにかえて 第10章 国際舞台で活躍するアジア ―存在感を増すアジア はじめに/サミットとアジア/ASEMとアジア/ WTOとアジア/その他の国際会議とアジア/む すびにかえて 第11章 アジアの抱える諸問題 ―岐路に立つアジアと日本 はじめに/アジアの領土問題/軍事力を増強す るアジア/アジアと環境問題/人口・食糧問題 /むすびにかえて おわりに 参考文献 索引 |