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書籍名 | 日本の中央−地方関係 |
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副題 | 現代型集権体制の起源と福祉国家 |
著者 |
市川喜崇著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 278頁 |
発行年月 | 2012年11月 |
定価 | 5,940円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03466-3 |
ジャンル | 行政・地方自治 |
本の説明 |
明治以来の集権体制は、いつ、いかなる要因で、現代福祉国家型の集権体制に変容したのか。現代国家型の中央−地方関係の形成時期と形成要因を探り、その歴史を包括的に解釈し直す。 〔日本公共政策学会2013年度著作賞受賞〕 |
目次 |
はじめに ◇第T部 課題と視角◇ 第1章 福祉国家における集権と分権 問題の所在―戦前戦後の連続(温存)・断絶・ 変容と福祉国家/集権・分権と近代国家・福祉 国家―予備的考察/行政学創成期の「新中央集 権」論/本書の主要概念および歴史叙述の特徴 /先行業績の検討/ 時期区分 ◇第U部:歴史篇 集権体制の変容◇ 第2章 戦時期:旧体制のもとでの機能的集権化 の進行 内務省−府県体制/地方行政の膨張と変容/戦 時地方制度改革/小括 第3章 占領改革期: 旧体制の終焉と機能的集権体制の成立 内務省−府県体制の終焉―憲法制定と第1〜3次 地方制度改革/連合国軍総司令部と機能的集権 化/小括 第4章 機能的集権体制の中の総務省: 「連動システム」の形成とその管理 ◇第V部 福祉国家と分権改革◇ 第5章 中央−地方関係史の包括的再解釈 歴史篇のまとめ―集権体制の変容/中央−地方 関係史の日本的特殊性/福祉国家と中央−地方 の共管領域/戦後の地方分権改革の諸構想と近 年の分権改革の再解釈/小括 おわりに 〔補論〕教育行政と機能的集権化 あとがき 参考文献 索引 |