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書籍名 | 戦後日本の医療・福祉制度の変容 |
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副題 | 病院から追い出される患者たち |
著者 |
山路克文著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 244頁 |
発行年月 | 2013年3月 |
定価 | 6,050円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03487-8 |
ジャンル | 社会保障・社会福祉 |
本の説明 |
90年代初頭にはじまった医療制度改革が財源対策を主眼に進められた結果、患者が「排除」されてきたことを実証的に分析する。患者の立場から医療・福祉制度の本来のあり方への転換を提起。 |
目次 |
はしがき ◇第T部◇戦後日本の医療・福祉制度体系の特質 第1章 GHQの占領政策と医療・福祉の制度体系 ―「連続・非連続」の視点から 第2章 高度経済成長の基盤整備としての 社会保障制度体系 ―「国民皆保険」と医療保障 第3章 高度経済成長後の行き詰まる社会保障 ―上がり続ける診療報酬、 膨張する国民医療費 ◇第U部◇日本の医療から排除されていく人々 第4章 医療制度改革と「社会的入院」問題 ―今日の医療制度改革と医療法改正 第5章 一九九〇年代の医療制度改革 ―診療報酬支払「出来高払い」から 「包括払い」へ 第6章 二〇〇〇年代の医療制度改革 ―「医療と介護の連携」 ◇第V部◇複雑化する今日の医療福祉実践 第7章 「機能分担と連携」下の医療福祉実践 ―「アルコール問題」を事例とする 一般病院の医療ソーシャルワーク 第8章 今日の医療制度改革と 医療ソーシャルワーク機能の変容 ―いわゆる「業務指針」における 「受診・受療援助」 第9章 激変する医療環境と新たな医療福祉問題 ―入院医療から在宅医療へ、 求められる「多職種連携」 第10章 今日の医療福祉実践の課題 ―『地域包括支援センター』への 期待と現実 あとがき 初出一覧 |