- TOP
- > 書籍ジャンル検索
- > 〓スY〓ス〓ス〓ス@
- > 保釈
書籍名 | 保釈 |
---|---|
副題 | 理論と実務 |
著者 |
丹治初彦編著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 210頁 |
発行年月 | 2013年7月 |
定価 | 4,180円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03535-6 |
ジャンル | 刑事法 |
本の説明 |
刑事裁判では当然のようになされている保釈の基準、身体拘束が、歴史的・比較法的に見るといかに問題が多いかを理論的に考察する。刑事実務を批判的に解説した実務者・研究者必読・必携の書。![]() ![]() ![]() |
目次 |
はしがきにかえて ―今なぜ「保釈」を問題とするか 凡例および参考文献 ◇第1部 保釈の理論◇ 第1章 立法過程から見る日本の保釈制度 ―保釈制度はどのように議論されて きたか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・春日 勉 はじめに/勾留の理論と歴史/旧法下における 起訴前の身体拘束(勾引・勾留)/旧法下での 保釈制度の運用/憲法制定と保釈制度/刑訴法 制定と保釈制度/1953年・1958年刑訴法一部改 正と保釈制度/国際基準と保釈制度 第2章 アメリカにおける保釈制度と手続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・丸田 隆 アメリカにおける刑事司法制度概要/保釈制度 とその手続/保釈制度改革の概要 第3章 ドイツにおける身体拘束制度と保釈制度 とその現状 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・斎藤 司 ドイツにおける身体拘束制度の概要と現状/保 釈手続と保釈要件/保釈手続の対審化と記録開 示/勾留の執行停止のための「援助」/むすび ◇第2部 保釈の実務◇ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・丹治初彦 第1章 保釈の請求 保釈の請求権者/保釈請求の方式/保釈請求の 撤回 第2章 保釈請求から決定に至るまでの手続 手続の流れ/弁護人の留意点 第3章 保釈の原因 保釈の類型と要件/権利保釈/裁量保釈/義務 的保釈 第4章 保釈の条件 必要的条件(保釈金額の決定)/任意的条件/保 釈条件の変更の可否 第5章 保釈の決定から執行までの手続 保釈の裁判書とその告知/保釈執行の条件 第6章 保釈の失効 保釈の取消し/保釈の当然執行 第7章 再保釈 再保釈の基準/保釈保証金とその流用 ◇第3部 保釈の課題と展望【座談会】◇ ・・・・丹治初彦(司会)、丸山隆、 春日勉、斎藤司 保釈制度の理念と刑事手続上の位置づけ/起訴 前保釈について/権利保釈とその除外事由/保 釈決定手続―その対審化をめざして/法89条1 号・2号・3号の除外事由/保釈条件としての 保釈保証金等/裁判員裁判と保釈の運用/おわ りに |