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書籍名 無過失損害賠償責任原因論〔第一巻〕〔第二版〕
副題 ローマ法における Culpa levissima の比較法学的研究
著者 石本雅男
判型 A5判
頁数 486頁
発行年月 1984年5月
定価 11,000円(税込)
ISBN ISBN4-589-01074-7
ジャンル 民法
本の説明 〔日本学士院賞受賞〕序論=序言(無過失損害賠償責任原因論の類型)/客観主義的類型/主観主義的類型 本論=問題の提起/ローマ不法行為法概説/古典法学におけるCulpa/古典法学の崩壊とCulpa(1)(2)
目次 緒 言
序 論
 一 序言(無過失損害賠責責任原因論の類型)
 二 客観主義的類型
  T 因果関係説
  U 危険責任説(危殆責任説)
   (T)因果関係肯定説
   (U)因果関係否定説
  V 厳格責任説
  W 利益説=危険説
  X 異常容態説
  Y 支配関係説
   (T)支配説
   (U)影響領域説
  Z 最軽過失説
 三 主観主義的類型(過失推定説)
本 論
 一 問題の提起
  T 前提一
  U 前提二
  V 問題の提起
 二 ローマ不法行為法概説
  T 総説
  U 十二表法時代
   (一)総説
   (二)不法行為とその責任
    一 総説
    二 人格権侵害
    三 盗
    四 不法損害
    五 その他の不法行為
  V 古典時代まで
   (一)総説
   (二)不法行為とその責任
    (T)市民法上の不法行為
     一 不法損害
     二 人格権侵害
     三 盗
    (U)法務官法上の不法行為
     一 総説
     二 詐欺訴権
     三 強迫訴権
     四 詐害
     五 加害訴権
  W 不法行為責任原理―古代から古典期まで
 三 古典法学におけるCulpa
  T Lex Aquilia
   (一)総説
   (二)Lex Aquilia その他の法源の研究
  U Culpa の概念
   (一)Iniuria と Culpa
   (二)Culpa
  V Culpaの変容―古典期以後への移行
 四 古典法学の崩壊とCulpa(一)
  T 古典期以後の法学
   (一)古典期以後の法の発展と法学
   (二)ローマ法源の歴史的批判的研究(方法論)
    (T)第一期
    (U)第二期
  U Lex Aquilia の変容
   (一)総説
   (二)Lex Aquilia の機能の変化
   (三)東ローマにおけるLex Aquilia
 五 古典法学の崩壊とCulpa
  T Custodia の責任とその変容
   (一)総説
   (二)Custodia と Diligentia
   (三)利益の原則
   (四)Diligentia と Culpa(Culpa levissima の把握)
   (五)Diligentia diligentis と Diligentia quam suis
  U 古典期以後における Culpa levissima
   (一)東ローマにおける Culpa levissima
    (T)準不法行為責任原因論総説
    (U)準不法行為
     一 総説
     二 訴訟を自己のものとする審判人
     三 投下流出物訴権
     四 据置吊下物訴権
     五 船主、宿主、厩舎主に対する被用者による損害および盗難訴権
    (V)準不法行為の責任原因
   (二)西ローマにおけるCulpa levissima
文献
人名索引
法源索引
 

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