書籍紹介

書籍名 オキナワと憲法
副題 問い続けるもの
著者 仲地博水島朝穂
判型 A5判
頁数 252頁
発行年月 1998年6月
定価 2,970円(税込)
ISBN ISBN4-589-02077-7
本の説明 沖縄が照射する憲法の現在とその真価は−沖縄特有の問題や事件を素材に、平和と人権という価値観に加え、平和と自治という視点から沖縄の問題を論じ、憲法を検証する。「沖縄から考える」ユニークな憲法入門書。



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目次 はしがき
プロローグ 沖 縄ー憲法を問う地ー
 1 憲法を問う沖縄
 2 一九九五年〜九八年ー沖縄の成果
 3 沖縄の内なる人権
第1章 占 領ー沖縄戦と占領下の沖縄
 1 沖縄戦
 2 沖縄占領
 3 沖縄の返還
第2章 国 家ー沖縄が問う「国民国家」
 1 「国民国家・日本」と沖縄
 2 「国民国家」を超えて
 3 日本国憲法と沖縄ー「国民国家」の動揺の中で
第3章 平 和ー沖縄が問う平和主義
 1 基地と沖縄ー沖縄米軍基地問題が問う人権と平和
 2 沖縄からの告発ー民主主義のあり方を問う
 3 アメリカの新世界戦略と日本の対米協力
 4 新ガイドラインー日本の全般的軍事化と立憲平和主義の「ゆくえ」
 5 沖縄から考える脱軍事化・脱安保の道筋
第4章 人 権ー沖縄の人権(1)
 1 平和的生存権ー米軍基地による被害
 2 環境権ー沖縄から見える「平和と環境」
 3 財産権ー軍用地強制使用問題
 4 新しい人権ーエイサー衣装と甲子園
 5 幸福追求権ートートーメー問題
 6 法の下の平等ー反戦地主重課税訴訟
 7 人身の自由ー復帰前の裁判効力
第5章 人 権ー沖縄の人権(2)
 1 信教の自由ー神々をめぐるたたかい
 2 表現の自由ー日の丸焼却事件
 3 集会の自由ー公園使用不許可事件
 4 知る権利ー那覇市自衛隊情報公開事件
 5 学問の自由と大学の自治ー琉大事件
 6 教育権ー「教育四法」
 7 労働権ー交通ストと労働者の権利
第6章 統 治ー誰のための機構か?
 1 議 会ー議会と政党の役割
 2 行 政ー沖縄開発庁の行方
 3 司 法ーその独立は守られてきたか
 4 天 皇ー天皇を知らない辺境の民
第7章 自 治ー分権化への可能性
 1 沖縄発「地方自治」論の現在
 2 日本国憲法における地方自治の原理
 3 自治体の権限と現代的課題
 4 「住民自治」と住民投票制
 5 真の「自治」を目指して
エピローグ オキナワと憲法ー問い続けるもの
資 料
日本国憲法
年表・沖縄と憲法
事項索引
 

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