書籍名 | トピック法思想 |
---|---|
副題 | 羅針盤としての歴史 |
シリーズ | HBB |
著者 |
竹下賢・ 平野敏彦・ 角田猛之編 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 326頁 |
発行年月 | 2000年5月 |
定価 | 3,080円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02432-2 |
ジャンル | 法哲学・法社会学・法制史 HBB |
本の説明 | 11のトピック(差別・人間の尊厳・所有・生命・環境・弁論・陪審・刑罰・共同体と自由・戦争と平和・民族)を4つのテーマに分けて構成した新しいタイプの入門書。多くの写真を盛り込み読みやすく解説。巻末に人名辞典あり。 |
目次 |
まえがき 第1部 個人と人権 1 [トピック 差別]差別をめぐる法思想 はじめに 一 差別と思想史 二 思想史と現代 むすび ◆J・S・ミルの女性論[コラム1] 2 [トピック 人間の尊厳]人間の尊厳の思想と現代社会 はじめに 一 人間の尊厳の思想史的系譜 二 現代における人間の尊厳の展開相 むすび 3 [トピック所有]労働と私有財産 はじめに 一 先占から労働へ 二 現代の所有論 むすび ◆ヒュームとケイムズ[コラム2] 第2部 生命と環境 4 [トピック 生命]性と死をめぐる法思想 はじめに 一 性と法 二 死と法 むすび 5 [トピック 環境]一七世紀ヨーロッパにおける環境観の変動 はじめに 一 生命ある―自然有機体論的自然観 二 収穫されるべき自然―機械論的世界観 むすび 第3部 裁判と犯罪 6 [トピック 弁論]古代弁論術 はじめに 一 弁論術小史 二 弁論術理論概説 むすび 7 [トピック陪審]英米と日本の陪審裁判をめぐる法思想 はじめに 一 英米の陪審制をめぐる法思想―ブラッグストーンとトクヴィル 二 わが国の旧陪審制をめぐる法思想―瀧川幸辰『陪審裁判』に依拠して むすび ◆ベンサムと法典化[コラム3] 8 [トピック 刑罰]フランス近代刑法学の流れ はじめに 一 近代刑法学の潮流 二 刑事システムの実践とその変容 むすび 第4部 共同体と国家 9 [トピック 共同体と自由]ギリシア古代思想と徳論 はじめに 一 プラトンとアリストテレス 二 個人の自由と共同体 むすび 10 [トピック 戦争と平和]中世の正戦論と「神の平和」 はじめに 一 中世ヨーロッパにおける正当戦争論―教会法学と神学 二 中世ヨー口一パにおける平和運動と戦争―「神の平和」と十字軍 むすび 11 [トピック 民族]ヴァイマル国民国家思想と民族少数派 はじめに 一 国民国家・国民主義・民族自決 二 国民国家と民族少数派 むすび ◆ヤスパースにおける法思想の展開[コラム4] あとがき 基本文献一覧 事項索引 人名辞典 |