書籍名 | 受け容れる,老いと死と悲しみと |
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著者 |
大町公著 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 192頁 |
発行年月 | 2002年8月 |
定価 | 1,980円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02597-3 |
ジャンル | 哲学・倫理学 |
本の説明 | 生きることは苦しい。けれど、それも考え方しだいで人生は変わる。星野富弘氏の生き方や老父の闘病と死を通して考えた「老い」、柳田邦男『犠牲』を基にしたグリーフワークを柱に、あるがままを受け容れることの大切さを説く。 |
目次 |
はじめに 1 「生と死」の現在 一 戦後の日本で、〈死〉はどう考えられてきたか 二 現在、〈死〉はどう考えられているのか 三 岸本英夫と上田三四二 四 〈死生観〉、とりわけ〈死後の物語〉 2 人生をどう生きるか―星野富弘さんのこと はじめに―〈生きる〉 一 星野富弘 二 生きる意欲 三 星野を支えたもの 四 〈受け容れる〉ということ 3 「老いる」ということ―「死に時」はあるのか はじめに―老父、この一年― 一 老いは社会的問題である ニ 新しい〈老い〉 三 老親は施設に預ければいいのか 四 「死に時」はあるのか 五 〈老いの哲学〉 六 「断食死」について おわりに―〈ボケ〉老人の生きる意味 4 悲しみを癒す―柳田邦男のグリーフワーク はじめに 一 息子の自死 ニ グリーフワークはどのように行なわれたのか 三 なぜ『犠牲』を書いたのか 四 「二人称の死」の視点 五 「死後の物語」 おわりに 5 「いのちの大切さ」を考える はじめに 一 自分のいのちは自分だけのものではない―高史明のいのち論― 二 「いのちの大切さ」をめぐって 三 「死への準備教育」に何ができるか 6 受け容れる―私の「死への準備教育」 はじめに 一 「死への準備教育」 二 「死への準備教育」のテーマ 三 星野富弘さん 四 自分を受け容れる 五 ストア哲学 六 どんな境遇でも幸せになれる まとめ 参考文献 あとがき |