書籍名 | 演習精選民法破棄判例U |
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副題 | U:債権 |
著者 |
大河純夫・ 田井義信・ 永田眞三郎・ 安永正昭編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 176頁 |
発行年月 | 2004年1月 |
定価 | 2,090円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02705-4 |
ジャンル | 民法 |
本の説明 | 判例としての重要度の高い最高裁の破棄判例の読解を通じて、民法の主要領域の学習を図る演習用教材。詳しい解説は割き、自分の力による研究を促す。各判例に設問、参考判例・文献等を付し学習の理解に役立つよう工夫。 |
目次 |
U:債権 はしがき 凡例 民法の学習と判決研究(大河純夫) 教材判例 1 制限種類物債権の特定・不特定物と危険負担―漁業用夕一ル売買事件(牛尾洋也) 2 債務不履行に基づく損害賠償額の算定時期(若林三奈) 3 離婚に伴う財産分与・慰謝料支払いの合意と詐害行為取消の範囲(工藤祐巌) 4 約束手形への裏書と原因債務の保証の成否(森山浩江) 5 将来債権の譲渡の有効性(尾崎三芳) 6 債権の差押通知と譲渡通知の先後が不明な場合における供託金還付請求権の帰趨(安井宏) 7 共同抵当権の一部放棄と民法504条の免責(今西康人) 8 預金債権をめぐる転付債権者による相殺と金融機関による相殺との優劣(田中克志) 9 売買契約書の手附条項の解釈(藤田寿夫) 10 賃借した敷地に欠陥のある場合の地上建物売主の瑕疵担保責任(下村正明) 11 賃借人の債務不履行による賃貸借解除と賃貸人の承諾ある転貸借の帰趨(久保宏之) 12 請負人の報酬債権と注文者の瑕疵修補に代わる損害賠償債権との相殺(奥冨晃) 13 三者間給付不当利得の返還関係(平田健治) 14 不法原因給付と物権的返還請求権との相互関係(川角由和) 15 診療契約に基づき医療機関に要求される注意義務の基準としての医療水準(手嶋豊) 16 恒常的残業等によるうつ病罹患・自殺と使用者責任―電通事件(高橋眞) 17 各被用者の共同不法行為により責任を負担する使用者相互間における求償割合(窪田充見) 18 共同不法行為者の一人に対する免除の効力と求償(和田真一) 19 過失相殺と身体的特徴の斟酌(高鴬英弘) 20 時効の停止の規定を民法724条後段の除斥期間に類推適用することの可否(田井義信) |