書籍名 | 映画で学ぶ国際関係 |
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著者 |
三上貴教編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 208頁 |
発行年月 | 2005年4月 |
定価 | 2,200円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02836-0 |
ジャンル | 国際関係・外交 |
本の説明 | 映画を題材に楽しみながら国際関係論を学ぶというユニークなアプローチを試みたな入門書。名作、話題作、異色の作品48本を厳選し、国際関係の歴史、地域、争点をカバー。鋭い問題意識を養うために、まずここからスタート! |
目次 |
■第一部 歴史を歩む 阿片戦争―近代ヨーロッパと東アジアの最初の衝突 戦艦ポチョムキン―第1次ロシア革命と日露戦争 西部戦線異状なし―限りなく命が軽い戦争の中で 地獄に堕ちた勇者ども―ナチス期における国家・家族・個人と権力 赤い月―激動の満州に生きた女 チャップリンの独裁者―ヒトラーに対する<挑戦状> スペシャリスト 自覚なき殺戮者― 東京裁判―裁かれる戦争犯罪 この素晴らしき世界―戦時占領下という日々の非日常 ガンジー―真理と平和に殉じたインド独立の父 フルメタル・ジャケット―ベトナム戦争と狂気 13デイズ―第三次世界大戦を覗き見たキューバ危機 ブラックホーク・ダウン―ソマリアの失敗がアメリカを変えた 戦場のピアニスト―ゲットーと抵抗のワルシャワを見たユダヤ人 グッバイ、レーニン!―国が必要とした「壁」と母に捧げる「壁」 ■第二部 地域を観る アラビアのロレンス―パレスチナ問題とイラク紛争の起源 存在の耐えられない軽さ―人間の顔をした社会主義の顛末 遠い夜明け―理不尽な差別の恐怖 名もなきアフリカの地で―ナチス期におけるユーラフリカとユダヤ人 華氏911―アメリカはなぜイラク戦争を始めたのか シルミド―金日成暗殺部隊と男たちの運命 ブラザーフッド―朝鮮戦争と兄弟愛 JSA―南北分断の象徴である38度線 芙蓉鎮―「文化大革命」とは何だったのか 宋家の三姉妹―近代中国とともに歩んだ姉妹 コーリャ愛のプラハ―黄昏ゆく社会主義体制を生きた仮の父子 シティ・オブ・ゴッド―ブラジル、スラム居住者たちの厳しい現実 地雷を踏んだらサヨウナラ―内戦と暴発するクメール民族主義 酔っぱらった馬の時間―国境をまたいで生きるクルドの人々 グリッドロック―ハリウッド映画では見られないアメリカ クジラの島の少女―伝統と近代の狭間を生きるマオリの人々 ボンベイ―インドの多様性とコミュナリズムの問題 黒猫・白猫―ロマの国境に縛られない生き方 モーターサイクル・ダイアリーズ―チェ・ゲバラが革命家になった背景 KT―金大中事件とKCIAの5日間 ■第三部 争点を探る シンドラーのリスト―ユダヤ人問題とホロコーストを考える アルマゲドン―人類を救う核兵器? モダン・タイムス―人間の機械化に反対して個人の幸福を求める物語 ゴジラ―原爆実験の恐怖 黒い雨―非人道的兵器と被爆者差別への怒り 博士の異常な愛情―冷戦と核軍備競争 父の祈りを―IRAテロ対策の陥穽と、そのもたらすもの 父と暮せば―原爆投下の非人道性 デイ・アフター・トゥモロー―温暖化がマンハッタンを冷凍庫に変える サウンドオブミュージック―実話を元にした難民 ホワイトナイツ―今なお発生する亡命 アイ、ロボット―いつの日か人間はロボットと戦うことになるのか 生きるべきか死ぬべきか―ナチス・ドイツのポーランド侵攻 |