書籍名 | ウェッブ夫妻の生涯と思想 |
---|---|
副題 | イギリス社会民主主義の源流 |
著者 |
名古忠行著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 346頁 |
発行年月 | 2005年7月 |
定価 | 6,600円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02853-0 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 | イギリス福祉国家のプランナーとも称されるシドニーとビアトリス・ウェッブ夫妻の生涯と思想、その歴史的意義を研究対象とし、彼らの独自な思想のイギリス政治思想史上における正当な位置づけを行う。 |
目次 |
まえがき 序章 ウェッブ夫妻の時代 1 歴史と人間 2 ウェッブ夫妻が生きた時代 3 ウェッブ夫妻がつくった時代 第1章 ビアトリス・ウェッブの思想形成 はじめに 1 ポッター家とヴィクトリア朝イギリスの思想状況 2 分裂したパーソナリティ 3 適応への道――信念の探求 4 社会主義への道――天職の探求 おわりに 第2章 シドニー・ウェッブの思想形成 はじめに 1 ヴィクトリア社会 2 急進主義とピューリタニズム 3 天職を求めて 4 三銃士とダルタニアン 5 パートナーシップ おわりに 第3章 ウェッブ夫妻とフェビァン協会 はじめに 1 フェビアン協会の誕生 2 フェビァン協会の成長 3 フェビアン社会主義の形成 4 ウェッブ夫妻のリーダーシップ おわりに 第4章 社会主義コモンウェルスの構想 はじめに 1 資本主義文明の批判 2 漸進主義の不可避性 3 社会主義コモンウェルスの構想 4 公共の精神 おわりに 第5章 イギリス社会民主主義の形成と展開 はじめに 1 社会民主主義の形成 2 労働党とウェッブ夫妻 おわりに 第6章 イギリス福祉国家の理念と政策 はじめに 1 「ナショナル・ミニマム」の形成 2 「ナショナル・ミニマム」の政策 3 「ナショナル・ミニマム」の実現 おわりに 第7章 後半生のウェッブ夫妻 はじめに 1 労働党の理論家 2 ソビエト・コミュニズムとの恋 3 晩年のウェッブ夫妻 おわりに 終 章 ウェッブ夫妻の今日的意義 はじめに 1 社会民主主義 2 福祉国家 3 コモンウェルス おわりに 付論T〜W 注 ウェッブ夫妻関連年譜 あとがき 参考文献 索引 |