書籍名 | 近代日本の政治 |
---|---|
シリーズ | シリーズ日本の政治第2巻 |
著者 |
寺崎修編著 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 294頁 |
発行年月 | 2006年4月 |
定価 | 3,080円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02947-2 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 |
政治史のなかでも、特に政治運動の軌跡に着目し、日本近代草創期の立国過程および民主主義の盛衰を、最新資料を用いて実証的に明らかにする。歴史的観点と素材を提供し、日本政治学の構築・発展を図る。 |
目次 |
刊行にあたって はしがき 序章 日本政治史研究の現状と課題/寺崎修 第T部 立国の時代 第1章 尊王攘夷運動と王政復古/門松秀樹 1 はじめに 2 尊王攘夷思想の源流 3 幕末における尊王攘夷運動 4 大政奉還と王政復古 5 おわりに 第2章 天皇親政運動/笠原英彦 1 はじめに 2 維新の宮廷 3 宮中大改革 4 天皇親政運動の開始 5 天皇親政運動の本格化 6 侍補職の廃止 7 侍補職廃止後の天皇親政運動 8 おわりに 第3章 自由民権運動の展開/寺崎修 1 はじめに 2 自由民権運動の端緒 3 自由民権運動の昂揚 4 政党の成立 5 急進派の登場と挫折 6 政党の崩壊 7 おわりに 第4章 朝鮮改革運動/都倉武之 1 はじめに 2 「征韓」から「改革」へ 3 朝鮮改革論の展開 4 日清戦争と甲午改革 5 「併合」への道 6 おわりに 第U部 民主主義の消長 第5章 大正デモクラシーと普通選挙運動/吉田博司 1 はじめに 2 第一次憲政擁護運動 3 普通選挙運動と第二次護憲運動 4 浮田和民の立憲政治論 5 吉野作造の民本主義論 6 大山郁夫とリベラリズムの失墜 7 おわりに 第6章 国体明徴運動/吉田博司 1 はじめに 2 上杉・美濃部論争 3 運動の展開 4 国体明微運動の精神史的背景 5 おわりに 第7章 公職追放と民主化/増田弘 1 はしがき 2 公職追放の始動 3 公職追放の実施 4 公職追放の終了 5 おわりに 第8章 安保条約反対運動の高揚と挫折/小川原正道 1 はじめに 2 安保反対運動前史 3 安保反対運動の高揚 4 「反安保」から「反岸」へ―安保闘争の激化と終焉 5 おわりに 第9章 靖国神社問題の過去と現在/小川原正道 1 はじめに 2 靖国神社の創立 3 戦前の靖国神社 4 戦後の靖国神社問題 5 現在の靖国問題 6 おわりに 索引 |