書籍名 | 地域福祉の主流化 |
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副題 | 福祉国家と市民社会V |
著者 |
武川正吾著 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 210頁 |
発行年月 | 2006年7月 |
定価 | 2,530円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02959-6 |
ジャンル | 社会政策 社会保障・社会福祉 |
本の説明 | 社会福祉法成立(2000年)により位置づけられた、地域が基軸となって社会福祉を推進していく状況を「地域福祉の主流化」ととらえ、その背景や概念をさぐる。総合化と住民参加の理念をもとに地域福祉計画の具体策を示す。 |
目次 |
はしがき 序 地域福祉の主流化と地域福祉計画 第T部 ローカリティの時代 1 地域福祉とローカルガバナンス―分権化時代の社会福祉 2 地域福祉の主流化と地域福祉の新しい概念 1 地域福祉計画の段階の地域福祉 2 政策理念の累積体としての地域福祉 3 初期の地域福祉概念 4 地域福祉概念の二つの拡張 5 結びに代えて 3 グローカリティと公共性の転換―コミュニティ形成から地域福祉へ 1 グローバル化とローカル化 2 グローカリズムの戦略 3 グローカリティの生成 4 地域福祉の主流化 5 結び 第U部 地域福祉計画の可能性 4 地域福祉計画の策定 1 社会福祉基礎構造改革と社会福祉法の成立 2 地域社会の変化と地域福祉 3 地域福祉計画の背景としての総合化と分権化 4 地域福祉計画の具体化のために 5 地域福祉計画として何を作るか 6 地域福祉計画をいかに作るか 7 都道府県は市町村をいかに支援するか 8 地方自治の学校としての地域福祉計画 5 地域福祉計画の策定上の留意点 6 対談 地域福祉計画の時代はじまる―地方自治の学校 第V部 地域福祉を取り巻く福祉国家と福祉社会 7 福祉社会の変容と福祉サービス 1 グローバル化・消費化・超高齢化 2 福祉国家の再編 3 福祉国家と福祉社会の協働 4 公共部門の役割 8 転換期の日本の社会保障 1 日本の社会保障の半世紀 2 日本の社会保障を支えた条件 3 社会保障を支えた条件の変化 4 「失われた一五年」と社会保障 5 結びに代えて 9 福祉国家と福祉社会の関係の再構築―東北アジアのなかで考える 1 福祉社会論の矛盾 2 福祉社会とは何か 3 福祉国家と福祉社会 4 東北アジアの状況 |