書籍紹介

書籍名 債権総論〔第三版〕
著者 水辺芳郎
判型 A5判
頁数 434頁
発行年月 2006年11月
定価 3,300円(税込)
ISBN ISBN4-589-02982-0
本の説明 初学者用の教科書として、身近な事例を盛りこみながら必要事項を解説。今後の課題を予測して問題を体系的基礎理論のもとに位置づけ講述する。近年の民法や関連法規の改正、新判例をふまえて改訂。



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目次 第三版はしがき
第二版はしがき
 はしがき
第一章 序論
 第一節 債権法総論の対象
   一 債権法総則の体系
   二 債権の社会的位置づけ
   三 債権の意義と性質
 第二節 債権法の特徴
   一 任意法規性
   二 普遍性
   三 信義則の支配
第二章 債権の目的
 第一節 総説
   一 債権の目的
   二 債権の目的(内容)の要件
   三 債権の内容による分類
 第二節 特定物債権
   一 特定物債権の意義
   二 保管(保存)義務
   三 現状引渡の原則
   四 その他の関連問題
 第三節 種類債権
   一 種類債権の意義
   二 給付の目的物の品質
   三 種類債権の特定
   四 特定の効果
 第四節 金銭債権
   一 序説
   二 金銭債権の特色
   三 外国金銭債権
 第五節 利息債権
   一 序説
   二 利息の法的性質
   三 利率と複利(重利)
   四 利息の制限
 第六節 選択債権
   一 序説
   二 選択債権の特定
 第七節 任意債権
   一 任意債権の意義
   二 本来の給付と代用給付との関係
第三章 債権の効力
 第一節 総説
   一 債権の三効力
   二 債権者遅滞(受領遅滞)
   三 講述の順序
 第二節 債務と責任
   一 序説(債権の強制力)
   二 自然債務
   三 債務と責任
 第三節 現実的履行の強制(強制履行)
   一 序説
   二 各強制手段の具体的適用例
   三 強制履行と損害賠償
 第四節 債務不履行(損害賠償)
  第一項 序説
   一 債務不履行の意義
   二 債務不履行の態様
  第二項 債務不履行(損害賠償)の要件
   一 債務の本旨に従った履行のないこと
   二 責に帰すべき事由(帰責事由)
   三 違法性の不存在
   四 債務不履行の終了
  第三項 債務不履行の効果(損害賠償)
   一 序説
   二 損害賠償
   三 損害の分類
   四 損害賠償の方法
   五 損害賠償の範囲(因果関係)
   六 損害賠償の範囲における特例
   七 代償請求権
   八 賠償者の代位
 第五節 責任財産の保全
  第一項 序説
   一 債務者の責任財産保全の必要性
   二 責任財産保全の効力の限界
  第二項 債権者代位権
   一 債権者代位権の意義と性質
   二 債権者代位権の要件
   三 債権者代位権の行使
   四 債権者代位権行使の効果
  第三項 詐害行為取消権
   一 詐害行為取消権の意義と性質
   二 詐害行為者取消権の要件
   三 詐害行為者取消権の行使
   四 詐害行為取消権行使の効果
 第六節 債権侵害に対する保護
   一 総説
   二 債権侵害としての不法行為の成立
   三 妨害排除請求権
第四章 多数当事者の債権関係
 第一節 総説
   一 序説
   二 人的担保
 第二節 分割債権関係
   一 序説
   二 分割債権関係の成立
   三 分割債権関係の効力
 第三節 不可分債権関係
   一 不可分債権関係の意義と性質
   二 不可分債権関係の成立
   三 不可分債権の効力
   四 不可分債務の効力
 第四節 連帯債務
   一 連帯債務の意義と性質
   二 連帯債務の成立
   三 連帯債務の効力
   四 不真正連帯債務
   五 連帯債権
 第五節 保証債務
   一 保証債務意義と性質
   二 保証債務の成立
   三 保証債務の内容
   四 保証債務の対外的効力
   五 主たる債務者または保証人について生じた事由の効力
   六 内部関係(求償権)
   七 連帯保証
   八 共同保証
   九 根保証(継続的保証)
第五章 債権譲渡と債務引受
 第一節 総説
   一 意義と経済的要請
   二 法的配慮
 第二節 債権譲渡
   一 債権譲渡の意義と性質
   二 指名債権の譲渡
   三 証券的債権の譲渡
 第三節 債権引受
   一 序説
   二 債務引受の社会的必要性
   三 免責的債務引受(狭義の債務引受)
   四 併存的(重畳的)債権引受
   五 履行の引受
   六 契約上の地位の譲渡(契約引受)
第六章 債権の消滅
 第一節 総説
   一 債権消滅の原因
   二 債権の消滅原因事実の法的性質による分類
   三 債権消滅の効果
   四 消滅した債権の復活
 第二節 弁済
   一 序説
   二 弁済者―第三者弁済
   三 弁済受領者
   四 弁済の客体(目的)
   五 弁済の場所
   六 弁済の時期と費用
   七 弁済の提供
   八 弁済の証拠
   九 弁済の充当
   一〇 弁済による代位(代位弁済)
   一一 受領遅滞(債権者遅滞)
 第三節 代物弁済
   一 代物弁済の意義と性質
   二 代物弁済の要件
   三 代物弁済の効果
   四 代物弁済の予約
 第四節 供託
   一 供託の意義と性質
   二 供託の要件
   三 供託の効果
   四 供託物の取戻請求権
 第五節 相殺
   一 相殺の意義と性質
   二 相殺の要件
   三 相殺の方法
   四 相殺の効果
 第六節 更改
   一 更改の意義・性質と機能
   二 更改の要件
   三 更改の効果
 第七節 免除
   一 免除の意義と性質
   二 免除の要件
   三 免除の効果
 第八節 混同
   一 混同の意義と性質
   二 混同の要件
   三 混同の効果
 

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