書籍名 | 現代の行政活動と市民 |
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副題 | 情報公開・地方オンブズマン・センサス法の研究 |
著者 |
安藤高行著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 230頁 |
発行年月 | 2007年1月 |
定価 | 4,950円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-02987-4 |
ジャンル | 行政法 |
本の説明 | 現代の行政活動の展開と規制のありさまを、日本とイギリスの違いに着目して論究。著者の長年の実務と研究で培った問題意識に基づき、情報公開・地方オンブズマン・センサスに関する判例や制度の問題点を具体的に指摘する。 |
目次 |
はしがき 第1部 情報公開 第1章 交際費・懇談会経費情報公開に関する判例の動向 ―五つの下級審判決に即して― はじめに T 交際費情報公開に関する判決 U 懇談会経費情報公開に関する判決 第2章 交際費・食糧費情報の公開に関する判例の動向 ―最高裁判決を中心に― はじめに T 旧稿の要旨と本稿でふれる判例 U 京都府知事交際費事件判決と東京都知事交際費事件判決 V 鹿児島県食糧費事件判決と佐賀県食糧費事件判決 第3章 個人情報保護制度の問題点 はじめに T 開示請求権をめぐる問題点 U 訂正請求権をめぐる問題点 第2部 地方オンブズマン 第1章 イギリス地方オンブズマンの最近の活動 ―1996/1997年度から2000年/2001年度まで― はじめに T 申立件数の推移とその内容 U 年度毎の処理件数とその結論別内訳 V 主たる申立事例 W 年度概観と3人のオンブズマンの活動報告 第2章 新世紀のイギリス地方オンブズマン はじめに T 年次報告書にみるオンブズマンの活動状況、 制度の浸透度、評価、および改革の論議 U Digest of Casesにみる主な事例 第3部 センサス法 第1章 イギリスセンサス法概観 ―日本法との比較において― はじめに T センサス法の基本構造 U 調査事項 V 調査票の回収 W センサス情報の漏洩の処罰 第2章 イギリスにおけるセンサス法の発展 ―19世紀から21世紀まで― はじめに T センサス法制の変遷 U 調査票の回答、回収、およびチェックの方法 V 20世紀における調査事項の変遷 |