書籍名 | 規整と自律 |
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シリーズ | 法動態学叢書・水平的秩序3 |
著者 |
樫村志郎編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 256頁 |
発行年月 | 2007年11月 |
定価 | 4,180円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03063-4 |
ジャンル | 法哲学・法社会学・法制史 |
本の説明 | 「市場」ないし「市場化」における、国家その他の公的権力による「市場」の管理ないし「市場」への介入という現象をとりあげ、水平的秩序化と垂直的秩序化の融合が顕著であるような領域を分析検討する。 |
目次 |
規制改革の法動態学 T はじめに U 事業者間協議に基づく接続 V 事前規制型競争ルールとしての 接続ルール導入 W 接続ルールの見直し X 接続ルールの導入・修正プロセス 独禁法と法政策 T はじめに U 独占禁止法研究会報告書の現状認識 V 見直しの提案 W この立法提案は何なのか 自治体オゾン層保護政策の動態分析 T 事例の特徴と分析の視点 U 政策導入・変動の要因と 政策空間内の影響関係 V 先行自治体の取り組みと 法制定後の政策変動 W むすびにかえて 国際資源循環の法動態学 T 資源循環の越境移動の進展 U 法の輻輳 V 法の構造 W 法の動揺 X 法の応答 EUにおける社会政策のダイナミクス T はじめに U 司法主導の政策フレイミング V 政治部門における合意形成の困難 W おわりに アジアの地域統合と共通法形成に向けて T アジア諸国への法整備支援と アジア法研究の展開 U D.トゥルーベックによる「法と開発」 「新・法と開発」運動の批判 V わが国のアジア諸国への法整備支援の 特徴および課題 W アジア法文化をめぐって X おわりに 医療をめぐる意思決定と法 T はじめに U 判例の動向 V アメリカにおけるインフォームド・コンセントに 関する近時の議論状況 W まとまと検討 取引費用と新司法サービス市場についての考察 T 準市場と取引費用経済学 U 準市場と第3セクター V 準市場と司法サービス 結論にかえて |