書籍名 | 紛争と対話 |
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シリーズ | 法動態学叢書・水平的秩序4 |
著者 |
山本顯治編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 246頁 |
発行年月 | 2007年11月 |
定価 | 4,180円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03064-1 |
ジャンル | 法哲学・法社会学・法制史 |
本の説明 | 水平的秩序化における当事者自律、対立する当事者の間の対話と相互理解を基本に、当事者の行動原理、またとりわけ、当事者を支援する専門的援助者の役割、倫理、責任の問題を検討する。 |
目次 |
対人関係と責任の心理学 T 社会的文脈における原因推論 U 責任の認知と感情 V 集団の行為と責任 W 集団への偏見とステレオタイプ 法律と社会的ジレンマ T はじめに U 社会的ジレンマ・マネジメントにおける 法律の役割 V 社会的ジレンマ・マネジメントにおける 法律と社会的規範の相補的関係 W 社会的ジレンマ・マネジメントのための 法律の制定と運用 X おわりに 公正感と社会的規範 T 主観的公正としての公正感 U 主観的公正感の相違としての葛藤・紛争 V 異なる社会的規範と接触可能性 W 今後の課題 投資行動の消費者心理と民法学 T ある判決 U 投資行動の消費者心理 V 民法理論への示唆 紛争解決の技法とはなにか T 紛争解決の技法とはなにか U ナラティヴとしての紛争 V 紛争構造分析・技法のナラティヴ的敷衍 W おわりに 紛争処理過程における第三者の役割 T はじめに U 従来の議論動向の整理と評価 V 第三者役割論の基本的視座 W 法専門家役割論と倫理 X 手続過程論 Y 相談・交渉・ADRと第三者の役割 Z 第三者役割論外廷 [ おわりに 紛争過程における当事者の声 T はじめに U 事例 V 望まれる声 W 転移と支援 X おわりに 消費者紛争処理の法動態学 T はじめに U 消費者紛争処理の全体的状況 V テクストのなか/としての国民生活センター W 国民生活センターにとっての消費者紛争処理 X 国民生活センターにとっての消費者法 Y おわりに 家事調停の動態学 T 序 U 方法 V 理論的手がかり W 家事調停の動態 X 家事調停の手続構造 国際訴訟・国際仲裁と非国家法の適用 T はじめに U 化石化条項の効力 V 裁判所における非国家法の適用 W 仲裁廷における非国家法の適用 X 考察 Y おわりに |