書籍名 | 分権的地方財源システム |
---|---|
著者 |
内山昭著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 296頁 |
発行年月 | 2009年5月 |
定価 | 6,600円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03171-6 |
本の説明 |
行政分権改革をうけて、この間財政分権を図る「三位一体改革」により、地方への税源移譲が行われてきた。本書は、こうした国から地方への税源移譲の効果・影響をシミュレーション分析に基づき展開した政策研究である。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
はしがき 第T部 地方分権と税源移譲の シミュレーション分析 第1章 分権改革と税源の地方移譲論 第1節 地方分権の国際的潮流と日本の分権改革 第2節 地方税原則と税源の地方移譲論 まとめ 第2章 所得税の地方移譲と府県財政 第1節 地方財源システムと所得税の地方移譲 第2節 所得税の府県移譲のシミュレーション分析 まとめ 第3章 所得税の市町村移譲シミュレーション分析 ―大阪府内44市町村を対象に 第1節 市町村への所得税移譲シミュレーションの意義 第2節 所得税の市町村移譲シミュレーションの方法 第3節 シミュレーションの結果と含意 まとめ 第4章 第2次税源移譲と2つのオプション 第1節 第2次税源移譲と2つのオプション 第2節 シミュレーションの方法 第3節 シミュレーション分析とその含意@―2004年ベース 第4節 シミュレーション分析とその含意A―1997年ベース 第5節 所得税単独移譲と両税併用の優劣 まとめ 第5章 法人事業税の外形課税論 第1節 法人事業税の外形課税と基礎控除の設定 第2節 東京都の銀行外形課税問題 まとめ 第U部 自治体財源システム論の展開 第6章 地方財政調整と農村自治体の準地方税 ―もう1つの論点 第1節 都市・農村の不均等発展と日本の地方財 政調整制度 第2節 地方交付税制度と農村自治体 第3節 農村自治体の財源システムと準地方税 まとめ 第7章 地方公共料金(=利用者負担)の理論と政 策 第1節 地方公共料金(=利用者負担)の理論 第2節 地方公共料金(=利用者負担)の政策課題 まとめ 第8章 保育財政の動向と保育料政策 第1節 保育財政と保育料水準の理論 第2節 保育料政策の課題 まとめ 第9章 現代財政の本質と地方分権―原理的考察 第1節 アプローチの方法 第2節 現代財政の機能論再考 第3節 現代財政の本質 第4節 現代財政における中央と地方 まとめ あとがき/参考文献/付表/事項索引 |