書籍名 | 失われた政治 |
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副題 | 政局、政策、そして市民 |
著者 |
藪野祐三著 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 164頁 |
発行年月 | 2009年1月 |
定価 | 2,200円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03184-6 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 |
「政権交代」だけが現代日本政治を分析するキーワードか。小泉政権の「画期」の詳解から、「利益の政治」から「負担の政治」へと変わる新しいパラダイムを提示する。政治を超える自立した市民の生活空間の創造を説いた、市民のための政治入門書。 |
目次 |
はじめに ■T■ 政局、政策、そして市民 第1章 画期としての小泉政権 ―「構造改革」にみる政策の文脈と収斂 1.小泉政権の「発想」と「文脈」 2.国家から市場へ―民営化の流れ 3.中央から地方へ―分権化の方途 4.小泉政権の課題 第2章 「政局の政治」から「政策の政治」へ ―小泉政権以後の政治的構図 1.小泉政権以後の時代 2.「政局の政治」と「政策の政治」の位相 3.「正統性」から「公共性」へ 4.小泉政権以後の政治的構図 第3章 失われた政治―変質する社会的共通資本 1.二つの社会的共通資本 2.成長期における社会的共通資本 3.成熟期における社会的共通資本 4.失われた政治 ■U■ 風景としての政治 【2008年4月】政治の日切れ/法は未完です 他 【5月】言葉には魂があります/トップは現場を ご存知ですか 他 【6月】大学とは何なのでしょうか/雇用は社会 の資産です 他 【7月】英会話はできなくて当然です/社会の階 段を踏み外さないで下さい 他 【8月】消費者庁は内閣に賞味期限の明記を求め て下さい/北京オリンピックは分岐点に立 ちました 他 【9月】小説、中説、そして大説/街には音楽が あふれています 他 【10月】「食事」と「国会」/学長には「気迫」があり ました 他 【11月】もうひとつの「貧しさ」/常識は共有され ていますか 他 【12月】静寂の文化/20年ぶりのタンさんとリン さん 他 【2009年1月】詩と真実/対話のスキル 他 【2月】ユニバーサル教育の時代/飲酒運転は免 許停止です 他 【3月】選挙は政治空白ではありません/国会議 員の仕事は一つだけです 他 参考文献 あとがき |