書籍名 | 請負労働の法的研究 |
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著者 |
田思路著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 310頁 |
発行年月 | 2010年1月 |
定価 | 7,150円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03221-8 |
本の説明 |
日本および中国の請負労働者の就業実態と問題点を整理。法的保護の必要性等を実証的に考察し、立法課題を提示する。労働者概念を再検討するとともに、請負労働者保護をめぐる国際的動向についてもILOの議論を中心に言及する。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
はしがき 第1章◇日本における請負労働の現状と法的課題 1 はじめに 2 請負労働の現状と背景 3 請負労働の概念をめぐる諸問題 4 労働者の概念について 5 労働者性の判断基準と問題点 6 請負労働者保護に関する学説と評価 7 労働契約法制の適用対象の範囲 第2章◇中国における請負労働の現状と法的課題 1 はじめに 2 問題の提起 3 請負など非典型雇用の発展背景 4 請負労働の現状と特徴 5 請負契約に関する法的理論 6 問題点と法制度の整備 7 台湾・香港の請負労働 第3章◇「請負労働者」保護をめぐる 国際基準と動向 ―ILOの議論を中心に― 1 はじめに 2 ILO総会における請負労働者保護議題の 背景と検討経過 3 第1次討議(ILO 1997年第85回総会) 4 第2次討議(ILO 1998年第86回総会) 5 「雇用関係の範囲」の討議 (ILO 2003年第91回総会) 6 「雇用関係に関する勧告」の採択 (ILO 2006年第95回総会) 7 雇用関係に関する日中認識の比較分析 8 ILO加盟諸国における雇用関係の範囲 終 章 参考文献 |