書籍名 | 学生が語る戦争・ジェンダー・地域 |
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著者 |
星乃治彦監修・ 福岡大学人文学部歴史学科西洋史ゼミ編著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 254頁 |
発行年月 | 2010年2月 |
定価 | 2,640円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03228-7 |
ジャンル | 歴史 |
本の説明 |
現代の大学生が共同でつくりあげた帝国史アラカルト。帝国と地域をキーワードに様々な観点から考察したゼミ生による研究成果を収録。史学研究の多様性と可能性、そのおもしろさを伝える。 |
目次 |
プロローグ 「学生報告」という挑戦 ■第T部■戦争/二〇世紀について考える 第1章 誰がための戦争か? イギリス総力戦体制と女性 第2章 記憶される勝利 忘却される悲劇 ホロコースト・原爆・ヴェトナム戦争 第3章 支配される者からのまなざし ポストコロニアリズムからみるアルジェリア・タタール ▼座談会1 「戦争」について考える ▼コラム1 学生報告という経験 ■第U部■ジェンダー/国民国家について考える 第1章 「愛し合う」家族のはじまり フランス革命期における家族ロマンスの転換 第2章 「女らしさ」の作法 ヴィクトリア期イギリスにおける女性・階級・規範 第3章 「男らしさ」の系譜 近現代ドイツにおける男性性の変遷 第4章 この身体は「わたし」のものか? 20世紀アメリカにおける避妊・中絶問題 ▼座談会2 「ジェンダー」について考える ▼コラム2 Communication ■第V部■地域/帝国について考える 第1章 名ばかりの「帝国」? 近世神聖ローマ帝国における「帝国の一 体性」と帝国クライス制度 第2章 「ユニオンジャック」の秘密 「長い18世紀」における「ブリテン」と地域 アイデンティティ 第3章 「多民族共生」の黄昏 オスマン帝国の多元的共存システム 第4章 「虚構」の国家 イタリアのなかの地域・国民国家・EU ▼座談会3 「地域」について考える ▼コラム3 学生報告で得たもの ▼座談会4 「歴史学/歴史学科」について考える ▼コラム4 歴史はおもしろい! エピローグ 歴史学と私―私たち あとがき/編集後記/End Credit |