書籍名 | 現代労働問題分析 |
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副題 | 労働社会の未来を拓くために |
著者 |
石井まこと・ 兵頭淳史・ 鬼丸朋子編著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 320頁 |
発行年月 | 2010年3月 |
定価 | 3,300円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03242-3 |
本の説明 |
学生が誤りがちな労働問題に関する「常識」の非常識を正す。「賃金・労働時間」「雇用」「労働組合・労使関係」の3部17論考構成で各章にキーワードと推薦図書を付す。新自由主義的潮流に一線を画し、論争の磁場を提供。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
はじめに ―「新しい労働社会を拓くために」に込めた思い ◆第T部◆賃金・労働時間問題 第1章 賃金・労働時間問題の争点 ―いかに働き,稼ぎ,暮らすか 第2章 年功賃金を考える 第3章 労働組合と賃金―春闘とは何か 第4章 最低賃金制の今日的意味―論点と実際 第5章 長時間労働と労働者生活 ◆第U部◆雇用問題 第6章 雇用問題の争点―雇用流動化政策批判 第7章 日本的雇用の変化と仕事・働き方 第8章 企業社会の変容と女性の働きにくさ 第9章 産業構造変化と雇用 第10章 不安定就業労働者の増大とその今日的特 質 補論1 雇用と集団労働の基礎理論 ―協業,分業,資本主義的経営の生成へ ◆第V部◆労働組合・労使関係問題 第11章 労働組合・労使関係問題の争点 ―労働組合の活路を拓くために 第12章 日本における新しい労働運動 ―非正規・個人加盟労働運動を中心に 第13章 労働の人間化と労使関係 第14章 ドイツにおける労働組合の役割と「労働」 の力 補論2 新たな運動領域とローカルセンター ―ローカルセンター・神奈川県労働組合総連合 の取り組みと問題意識 特別寄稿:下山房雄 「日本的低賃金」論の系譜 参考文献/あとがき/索引 別冊[下山さんの履歴書] |