書籍紹介

書籍名 18歳からはじめる憲法
著者 水島朝穂
判型 B5判
頁数 120頁
発行年月 2010年7月
定価 2,420円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-03278-2
本の説明 「現場へのこだわり」「何のための憲法か」「原点からものをみる」という3つの視点から、抽象的な憲法の世界をわかりやすく解説する。水島憲法学のエッセンスを次世代の18歳に伝授する。

立ち読み (18歳からはじめる憲法)
20〜21ページ
22〜23ページ
30〜31ページ
      

第2版が刊行の予定です

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目次 はしがき

第T部 総論―憲法の場へ(再)入門
 序 憲法を学ぶ視線
 1 憲法は、なぜ必要なの?
 2 憲法前文から読みとる
 3 憲法は誰が守る?
 4 憲法の補則から見えるもの
 5 国民主権と18歳
   ―あなたがこの国の主人公だというけれど
 6 象徴天皇制、その無意味の有意味
 7 なぜ「9条」は必要なの?
 8 「安全」vs.自由

第U部 人権論―個人の権利を保つこと
 9 人権とは―その語られる場とは?
 10 人権はどのようにして発展してきたの?
   ―「人権」物語
 11 人権と「公共の福祉」との微妙な関係
 12 人権は法人にも保障されるの?
 13 人権と感染症から見える「特別権力関係」
 14 平等原則の前線―女性も戦場へ行った
 15 プライバシー権―生活調査とIT社会
 16 思想・良心の自由
   ―内申書裁判で問われたこと
 17 信教の自由と政教分離
   ―何を信じてもいいけれど
 18 表現の自由と国際人権条約
 19 表現の自由と「わいせつ」
 20 学問の自由―なぜ大学の自治は必要なの?
 21 なぜ「家族」も憲法の条文にあるの?
 22 生存権―朝日訴訟判決から半世紀のリアリティ
 23 教育を受ける権利―子どもの視点から
 24 勤労の権利―「格差社会」での現代的意味
 25 財産権―不可侵性と「公共の福祉」の間で
 26 刑事手続と人権―権力は間違う
 27 拷問は絶対禁止?
 28 参政権―外国人と、どう考える?

第V部 統治機構論―国家の権力を分けるしくみ
 29 国会の二院制とは―参議院はいらない?
 30 国会議員への不逮捕特権はいらない?
 31 国政調査権
   ―接待漬け元次官の証人喚問から
 32 内閣と行政とは―首相は誰が選ぶ?
 33 司法の独立とは―裁判官の職権の独立は?
 34 裁判官弾劾裁判所なんていらない?
 35 違憲審査制の意味
   ―「裁判官としてあたりまえのことを」
 36 財政立憲主義と財政民主主義
 37 地方自治の可能性―沖縄が問い続ける現実
 38 憲法保障を考える意味
   ―「憲法の番人」は誰?
 39 憲法改正をどう考える?
   ―18歳からはじめる議論に期待する
 

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