書籍紹介

書籍の購入は
こちら

書籍名 人権論の再構築
シリーズ 講座 人権論の再定位 5
著者 井上達夫
判型 A5判
頁数 270頁
発行年月 2010年11月
定価 3,630円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-03295-9
ジャンル 憲法 記念論集・個人全集・講座
本の説明 講座 人権論の再定位 5
人権批判、人権主体の拡散と動揺、人権の射程、人権の実現問題が突きつける「人権論の困難」をふまえ、人権の意味・根拠・場を原理的に問い直すことにより、人権論の再構築を探求する。

    

電子書籍はこちら
目次 刊行にあたって
はしがき―人権論の再構築のために


◇第T部◇人権の意味を問い直す

第1章 人権は何でないか
    ―人権の境界画定と領土保全
         ………………………駒村圭吾

第2章 人権は誰の権利か
    ―女性の人権と公私の再編
         ………………………山根純佳

第3章 人権は誰に対する権利か
    ―人権保障責任主体の問題
         ………………………瀧川裕英

第4章 人権は何を要求し得る権利か
    ―人権の規範的効果の再考
         ………………………稲田恭明


◇第U部◇人権の根拠を問い直す

第5章 自然権なしに人権は存在し得るか
    ―自然権理論のメタ倫理学的再構築
         ……………………米村幸太郎

第6章 功利主義と人権…………………安藤 馨

第7章 人間本性論を回避して人権を語り得るか
    ―進化心理学的人権論の可能性
         ………………………内藤 淳

第8章 人権は文化超越的価値か
    ―人権の普遍性と文脈依存性
         ………………………施 光恒


◇第V部◇人権の場を問い直す

第9章 国家は自己の人権侵害能力を凌ぐ
    人権保障能力を持ち得るか
         ………………………北田暁大

第10章 市場は政治的社会権力から人権を護る
    砦となり得るか
         ………………………橋本祐子

第11章 人権と共同体
    ―共同体は「他者の人権」に
     自己を開き得るか
         ………………………中野剛充

第12章 人権はグローバルな正義たり得るか
         ………………………井上達夫
 

本を探す

書籍キーワード検索

詳細検索

書籍ジャンル検索