書籍紹介

書籍名 準市場 もう一つの見えざる手
副題 選択と競争による公共サービス
著者 ジュリアン・ルグラン著/ 後房雄
判型 A5判
頁数 194頁
発行年月 2010年12月
定価 2,750円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-03310-9
本の説明 医療、教育、社会福祉―新自由主義と社会民主主義の相克を超えて、日本における社会政策改革の「第三の道」を示唆。幅広い読者層に向けられた「準市場」理論のわかりやすい解説書。



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目次 日本語版への序文
謝辞


序 章

第1章 目的と手段
 T 目的
   質/効率性/応答性とアカウンタビリティ
   /公平性/トレード・オフ
 U 手段
   信頼/目標/発言
 結論

第2章 選択と競争
 はじめに
 T 選択と競争の意味
   選択/競争/準市場
 U 選択と競争モデル
 V 人々は選択を望まない
 W 選択は中産階級の強迫観念である
 X 選択と公共圏
 結論

第3章 学校教育
 T 目的と手段
 U 選択と競争の効果
 V 競争は現実のものでなければならない
   資金は選択に伴って動かなければならない
   /他の選択肢が存在していること/参入/
   退出
 W 選択には情報が与えられなければならない
 X いいとこ取りは防がなければならない
 結論

第4章 医療ケア
 T 目的と手段
 U 選択と競争の影響
 V 競争は現実のものでなければならない
   選択肢が存在すること/参入/退出/反競
   争的行動
 W 選択には情報が与えられなければならない
 X いいとこ取りは防がなければならない
 結論

第5章 新しいアイデア
 T 患者予算
   社会ケアにおける直接支払い/医療ケアに
   おける直接支払い/他の諸国における直接
   支払い/医療ケアにおける患者予算はどの
   ように機能するのか/異議/患者予算は進
   めるべきか
 U 不利に対する割増金
 V 社会ケア事務所
 結論

第6章 選択の政治
 T 社会民主主義的左派
 U 保守主義的右派
 V 供給者
 W 利用者
 結論


コメント1 アメリカ人の視点(アラン・エントーヴェン)

コメント2 懐疑主義者の視点(デーヴィッド・リプセイ)


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