書籍名 | ケアと尊厳の倫理 |
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著者 |
葛生栄二郎著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 214頁 |
発行年月 | 2011年2月 |
定価 | 3,080円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03316-1 |
本の説明 |
ケアとは相手に注意・関心をもつこと―人間の尊厳とは何かという考察をもとに、ケアの本質を探り、ケアリング関係の重要性を説く。〈正義〉とケアの関係にも論及。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
緒言 はじめに 第一章 〈人間の尊厳〉はどこにあるのか 1 多義的で曖昧な〈人間の尊厳〉 2 〈人間の尊厳〉の思想史 3 現代の〈人間の尊厳〉論 4 自律性根拠説とその限界 5 所有の論理と存在の論理 6 尊厳感覚 7 クローン人間の尊厳 第二章 ケアの本源性とケアリング・ネットワーク 1 極楽を見た男の話 2 ケア倫理の発見 3 ケア倫理とジェンダー 4 ケアの本源性 5 互酬性ネットワークと法 6 ケアは互酬性を超える 7 ケアと尊厳のサイクル 第三章 ケアと正義を結ぶもの 1 温情車掌 2 ケアと正義のディコトミー 3 ケアと正義の相互浸透性 4 ケア―正義統合論 5 ケアと正義の統合原理としての 〈人間の尊厳〉 6 互酬的正義から共感的正義へ おわりに 引用文献一覧 |