書籍名 | 日本は変わるか!? |
---|---|
副題 | 転換の可能性を探る |
著者 |
大久保史郎・ 高橋伸彰編 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 230頁 |
発行年月 | 2011年4月 |
定価 | 2,420円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03323-9 |
本の説明 |
先行き不透明ななかで、未曾有の変化が起こっている現代社会。私達が期待する社会へと日本を変えることができるのか。混乱する社会を捉えるための視座を提示する一冊。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
はしがき ◆第T部◆日本と世界の現在とこれから 1章 日本の政治は変わるか 大久保史郎 ●転換の可能性はどこに求められるべきか はじめに/ポスト冷戦―グローバリゼーション の時代/改憲論議と日本政治/沖縄普天間問題 と日米同盟/日本政治の可能性 2章 戦後日本人は「戦争責任」に どう向き合ってきたか 赤澤史朗 はじめに/占領期の戦犯裁判/冷戦体制と戦争 責任/政治的争点としての戦争責任 3章 新しい日米関係をどうつくるか 安藤次男 ●オバマ政権の外交と日本 はじめに/リベラルな大統領と保守的な議会/ 日米の間の経済・軍事・文化摩擦―FSX(自衛隊次 期支援戦闘機)問題/オバマ大統領の内政と外 交/よりよき日米関係を構築する 4章 基軸通貨ドルのゆくえ 奥田宏司 ●アメリカ発の金融危機を経て はじめに/危機の局面におけるアメリカ国際収 支構造/「ドル離れ」のいくつかの兆候/ヨーロ ッパにおけるユーロの地位―ユーロとヨーロッ パ諸通貨とのスワップ取引の増大/東アジアに おける通貨・為替制度 5章 日本経済は復活するのか 高橋伸彰 ●混迷からの脱出と構造転換の可能性 世界同時不況と政府の景気判断/新自由主義の 弊害と政権交代の幻想/資本主義の止揚と地球 の掟 ◆第U部◆雇用と若者の現在とこれから 6章 雇用・労働政策の転換をどう進めるか 吉田美喜夫 はじめに/雇用に関する政策と法を振り返る/ 雇用保護の法理/これからの雇用政策の基本理 念/おわりに 7章 若者の雇用と自立を求めて 佐藤敬二 はじめに/若年者雇用の状況/政府の若年者雇 用対策/諸外国の若年者雇用対策/若年者雇用 対策の限界と課題/むすび―大学のやれること ・やるべきこと 8章 生きづらさの時代と学生・若者 中西新太郎 はじめに―「生きづらさの時代」とは/貧困とラ イフコース閉塞/若者の社会的無力をつくりだ しているもの/社会人として生きる権利を取り 戻す 9章 若者にとって生きること、 学ぶことの意味とつながり 春日井敏之 ●大学が問われていること 今、大学が問われていること/生きづらさを抱 える若者と大学/大学におけるキャリア形成/ 授業から見える学生像/サポートルームを訪ね る学生の増加と支援/若者の親子関係と自立/ 学生の多様化と立命館で学ぶ学生の強み 座談会■日本は変わるか!? 大久保史郎×高橋伸彰 あとがき |