書籍名 | 国際政治モノ語り |
---|---|
副題 | グローバル政治経済学入門 |
著者 |
佐藤幸男編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 280頁 |
発行年月 | 2011年7月 |
定価 | 2,640円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03342-0 |
ジャンル | 国際関係・外交 |
本の説明 |
「モノ」はどのような力学で世界中を移動しているのか。交換ダイナミズムから世界を捉えたグローバル政治経済学の入門書。資本主義経済が不平等を前提に発展したことの功罪を考察。 |
目次 |
はしがき ◇T◇ モノが語る世界 第1章 グローバル政治経済学入門 ―大人の補習「モノが語る世界」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・佐藤幸男 第2章 国際開発政治入門―資源の呪い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・栗田英幸 ◇U◇ ヒトが移動することの〈政治〉 第3章 帝国の支配構造 ―オランダ領西インド植民地の 奴隷制廃止と国際関係 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大西吉之 第4章 囚人の帝国―インド流刑囚を事例にして ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川村朋貴 ◇V◇ 使うことの〈政治〉 第5章 石油―「資源の呪い」とその克服の方向性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・妹尾裕彦 第6章 自動車―戦争・文化・環境を連動させる 近代的矛盾の装置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前田幸男 第7章 木材―違法な木材の流通と消費者の役割 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山口治男 ◇W◇ 食べることの〈政治〉 第8章 マグロ ―移動する食料資源は誰のモノか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊沢あらた 第9章 水―水との共生を求めて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・千葉尚子 第10章 米―世界食糧危機と米の国際価格形成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮田敏之 第11章 コーヒー―価格形成の政治経済論: 南北問題からフェアトレードまで ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻村英之 ◇X◇ 身に纏うことの〈政治〉 第12章 アパレル―世界商品化をめぐる光と影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・根岸秀行 第13章 象牙―地域住民と消費者にかかるゾウの 将来 ・・・・・・・・・・清野比咲子・石原明子 第14章 ダイヤモンド―輝きの裏に隠された真実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・吉田 敦 ◇Y◇ 開発することの〈政治〉 第15章 資源開発をめぐる争い ―コンゴ紛争と あなたのケイタイの関係は? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤本義彦 第16章 兵器―善と悪の二項対立を超えて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・榎本珠良 第17章 鉱山開発―エコカーから誰が見えますか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・栗田英幸 ◇Z◇ 世界を語る〈政治〉 第18章 グローバル視界からのアフリカ ―すべての人は 地球上のどこかに住む権利がある ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤本義彦 第19章 歴史学のグローバル化 ―グローバルヒストリーをめぐって ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・徳橋 曜 索 引 |