書籍名 | 新基本行政法学 |
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著者 |
手島孝・ 中川義朗編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 340頁 |
発行年月 | 2011年12月 |
定価 | 3,630円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03377-2 |
本の説明 |
近時の動向を踏まえ構成を見直すとともに、一部執筆者の入れ替えを行いリニューアルした行政法の標準的教科書。コラムの創設により、研究者の本音や議論の背景に迫る。 第2版が刊行されております この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
はしがき ◇第T部 行政と行政法の基礎◇ 第1章 行政とは何か 行政法で行政とは/学問的に行政とは/行政を スケッチすれば 第2章 行政法とは何か 行政法とは/行政法の成立と発展/行政法の役 割/現代行政法の意義と特色/行政法の法源 第3章 行政法と市民・民事法秩序 行政法関係における市民の法的地位/行政上の 特殊な法関係/行政法と民事法の補完/行政法 と民事法との交錯/行政法規違反と私法上の効 力/行政行為と法律行為の交錯 ◇第U部 行政体と行政組織のしくみ◇ 第4章 行政体の意義と種類 行政体の意義/行政体の種類 第5章 国とその組織 国の行政組織/その他の国の行政組織/国と地 方公共団体との関係 第6章 地方公共団体 地方公共団体の行政組織/地方公共団体の事務 と権能/住民と地方行政 第7章 行政機関 行政機関の意義と分類/行政庁の権限の委任と 代理/行政機関相互の関係 第8章 行政体の人的要素 公務員の意義・種別・任免/公務員の権利と義 務 ◇第V部 行政活動の法的しくみ◇ 第9章 行政活動とは何か 概説/行政活動の展開とその種類/行政過程と しての行政活動/行政活動における裁量性と被 拘束性 第10章 行政による規範定立 行政による規範定立の意義と種類/行政による 規範定立をめぐる法的課題 第11章 行政行為 行政行為の意義と分類/法律行為的行政行為と 準法律行為的行政行為/命令行為、形成行為、 および確定行為/行政行為の効力/行政行為の 付款/瑕疵ある行政行為/行政行為の取消しと 撤回 第12章 行政契約 行政契約の意義と種類/行政契約をめぐる法的 諸問題 第13章 行政計画と行政指導 行政計画/行政指導 第14章 行政の実効性の確保手段(1) 行政強制の意義と種類/行政上の強制執行/即 時強制 第15章 行政の実効性の確保手段(2) 行政罰の意義と種類/行政罰の特殊性/行政罰 をめぐる問題点 ◇第W部 行政活動の法的統制◇ 第16章 行政事前手続のしくみ 適正な手続保障の意義/行政手続の基本原理/ 行政手続をめぐる主な判例/行政手続法 第17章 情報管理制度 情報公開法制/個人情報保護法関連法制/自己 情報の開示をめぐる問題 第18章 行政調査 行政調査の概念・即時強制との異同/行政調査 と法律の根拠/行政調査の瑕疵と救済 ◇第X部 国民の権利保護◇ 第19章 行政救済のしくみ 行政救済の意義/行政救済制度の内容 第20章 国家賠償 公権力の行使に基づく損害の賠償責任/公の営 造物の設置管理の瑕疵に基づく賠償責任/その 他の賠償責任 第21章 損失補償 損失補償の意義/損失補償の内容と程度/結果 責任 第22章 苦情処理とオンブズマン制度 苦情処理/オンブズマン・オンブズパーソン制 度/機能拡充の要請と制度的課題 第23章 行政不服申立て 行政不服申立ての意義と種類/不服申立ての提 起と審理手続/裁決・決定 第24章 行政訴訟(1) 総説/主観訴訟/客観訴訟 第25章 行政訴訟(2) 取消訴訟の提起/原告適格と訴えの利益/取消 訴訟の審理/取消訴訟の判決とその効力/執行 停止と内閣総理大臣の異議/教示制度 事項索引 |