書籍名 | 〈核発電〉を問う |
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副題 | 3・11後の平和学 |
著者 |
戸田清著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 160頁 |
発行年月 | 2011年12月 |
定価 | 2,530円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03388-8 |
ジャンル | 国際関係・外交 |
本の説明 |
福島第一原発事故後の被災状況をふまえて、〈核〉がもたらす被害を平和学と環境学の視点から批判的に問い直し、〈核〉に依存する力学を構造的暴力の視点から根源的に照射する。 |
目次 |
プロローグ 平和学と環境学から見た核問題 第1章 福島第一原発事故 第2章 原発安全神話の崩壊 理論的最悪事態の可能性/過疎地にしか原発を つくれない理由 第3章 平常運転に問題はないのか 労働者被曝/低線量長期内部被曝/万年単位の 廃棄物問題/低コスト神話/クリーン神話と温 暖化対策神話/必要神話/平和利用神話/トリ ウム原発に期待できるのか? 第4章 日本社会と原発 地震国が原発大国に/日本の国策と原発/日本 の資本主義と原発 第5章 日本社会の将来 エネルギー浪費構造の克服/自然エネルギーを 柱に 補 章 核における自然と人為 エピローグ 巻末資料 「子どもに20ミリシーベルト」に ついての疑問と私見 子どもの校庭活動と計画的避難区域の整合性の 問題/チェルノブイリ避難地域との比較/子ど もの校庭活動と原発被曝労働者白血病労災認定 の整合性の問題/子どもの敏感さへの配慮の問 題/リスク係数による単純計算/喫煙者の放射 線被曝との比較ならびに「理論上の最悪事態」 問題/生物にとっての「自然界値の2倍」とは 何か/長さの問題を軽視してはいけない 文献リスト あとがき 事項索引 人名索引 |