書籍紹介

書籍名 移行期正義
副題 国際社会における正義の追及
著者 望月康恵
判型 A5判
頁数 198頁
発行年月 2012年4月
定価 4,400円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-03409-0
本の説明 紛争後の社会において過去のジェノサイドや人権侵害行為の処罰や事実の解明を試みる際に、国際社会が直面した正義の問題を検討。理論・メカニズム・規範形成を包括的に研究。



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目次 序 章


■第1部 移行期正義の総論的考察■

第1章 移行期正義の概念の変遷とその特徴
 はじめに
 1 移行期正義の議論の変遷
 2 国際社会における正義なる概念の多様性
 まとめ

第2章 国際社会における移行期正義の問題性
 はじめに
 1 平和構築との関係
 2 法の支配との関係
 3 民主化との関係
 4 法と政治との関係


■第2部 メカニズム・機能の多様性■

第3章 真実委員会
 はじめに
 1 真実の追究の内実
 2 活動における成果と課題
 まとめ

第4章 国際的な刑事裁判所
 はじめに
 1 設立過程からみられる正義の追及の内実
 2 国際的な刑事裁判所の活動における課題
 3 国際的な刑事裁判所の遺産
 4 国際刑事裁判所(ICC)
 まとめ

第5章 真実委員会と
    国際的な刑事裁判所との関係
 はじめに
 1 対立関係―シエラレオネ
 2 補完関係―東ティモール
 3 機能上の関係
 まとめ


■第3部 実体的権利・原則の萌芽と形成■

第6章 真実(事実)の追究
 はじめに
 1 「知る」とは
 2 知る権利の規定
 3 移行期正義のメカニズムの権限と実行
 4 真実追究の課題

第7章 補 償
 はじめに
 1 補償の意義
 2 移行期正義における取組み
 3 移行期正義における課題

第8章 不処罰―アムネスティをめぐって
 はじめに
 1 アムネスティとは
 2 移行期正義におけるアムネスティ
 3 正義の否定か促進か


終 章


あとがき
主要参考文献一覧
索 引
 

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