書籍名 | レクチャー情報法 |
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シリーズ | αブックス |
著者 |
松井修視編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 270頁 |
発行年月 | 2012年10月 |
定価 | 3,080円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03428-1 |
ジャンル | 憲法 αブックス |
本の説明 |
情報の自由な流れの保障と保護とのバランスをいかにはかり、実現するか。高度情報化社会を生きる私たちが、メディアに向き合ううえで知っておくべき項目を体系的にわかりやすく解説。 |
目次 |
はしがき 第1章 ユビキタスネット社会の課題と情報法 インターネットを利用した犯罪・人権侵害の増 加と法改正/わが国のこれまでのIT(ICT)政策 /「IT新改革戦略」「IT政策ロードマップ」に よる違法・有害情報等への対応/総務省の「違 法・有害情報」に対する取り組みとプロバイダ 等の自主的対応/情報法の射程と「情報に対す る権利」/政府機関の諸政策と業界の自主規制 第2章 表現の自由の意義・歴史と理論 歴史/表現の自由の意義/メディアと表現の自 由 第3章 情報公開と知る権利 歴史/わが国における「知る権利」の展開/情 報公開法制の展開 第4章 個人情報の保護と 自己情報コントロール権 プライバシーと個人情報保護/わが国の個人情 報保護法制 第5章 情報の自由と著作権 転換期を迎えた著作権/著作権の意義と著作権 法の仕組み/著作権法の制定とこれまでの改 正、および2009年改正の内容/インターネット による「情報の自由」と著作権/間接侵害の問 題 第6章 報道・取材の自由と情報源秘匿 表現の自由と取材・報道の自由/情報源秘匿/ 海外における情報源秘匿/これからの情報源秘 匿 第7章 プレスの内部的自由と編集権 はじめに/編集権とは/内部的自由の再構成 第8章 名誉毀損・プライバシー侵害 名誉毀損総論/名誉毀損各論/プライバシー侵 害 第9章 差別的表現の規制 何が問題か/規制論の検討/マス・メディアと 差別的表現/インターネット上の差別的表現/ 被害者に対する救済 第10章 性表現の自由と規制 わいせつ表現規制の体系/サイバーポルノと刑 法175条/青少年保護に関する近時の立法 第11章 広告の自由と規制 広告とは/広告の規制構造と責任/むすび 第12章 放送・通信の自由と規制 放送制度の歴史/放送制度の概要/放送の自由 第13章 インターネットの自由と 情報セキュリティ はじめに/インターネットの自由/情報セキュ リティとは/わが国における情報セキュリティ と法的対応/むすび 第14章 メディアの集中・系列化とアクセス権・ 反論権 メディアの集中・系列化と表現の自由への影響 /メディア集中排除規制/アクセス権・反論権 の保障/ネット時代における言論・情報の多様 性の確保 第15章 情報法における法と倫理(自主規制) 社会の高度情報化と法のゆらぎ・変容/高度情 報社会の「情報倫理」と法、その関係/情報法 の基本的なコンセプトと情報倫理/インターネ ット上のプロバイダ等の責任と倫理(自主規制) /新聞・放送等メディアの責任と倫理(自主規 制)/情報法と新たなメディア責任システム 判例索引 事項索引 |