書籍名 | ヨーロッパ統合とフランス |
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副題 | 偉大さを求めた1世紀 |
著者 |
吉田徹編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 326頁 |
発行年月 | 2012年7月 |
定価 | 3,520円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03433-5 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 |
フランスという国民国家が、主権の枠組を超える欧州統合をいつ、なぜ、どのように実現していったか。経済危機に直面する欧州の深層を探るべく、第一線の研究者と元仏外相が共同執筆。 |
目次 |
はしがき 序 章 フランスと欧州統合―偉大さと葛藤と ……………………吉田 徹 ■第T部 欧州統合構想の歴史■ 第1章 戦前の欧州統合の系譜T ―政治的構想(1920−1930年代) ………………………上原良子 第2章 戦前の欧州統合の系譜U ―経済的構想 (19世紀末−第二次世界大戦) ………………………廣田 功 第3章 フランスの没落と欧州統合構想 ―再興に向けての模索(1940−1946年) ……………………宮下雄一郎 ■第U部 欧州統合の具現化と限界■ 第4章 戦後復興と欧州統合 ―冷戦開始の中での模索と確立 (1947−1950年) …………上原良子・廣田 功 第5章 欧州統合の具現化 ―転換期におけるフランスの 統合政策の進展(1950−1958年) ………………………廣田愛理 第6章 フランスのヨーロッパを求めて ―ド・ゴール政権の10余年と 「フランス」の再定義(1958−1969年) ………………………川嶋周一 ■第V部 欧州統合への本格的始動■ 第7章 経済危機の中のフランス ―欧州統合再起動の試み (1969−1979年) ………………………廣田 功 第8章 「我らの祖国はフランス、 我らの未来はヨーロッパ」 ―ミッテランによる再起動と ドイツ統一(1981−1992年) ………………………吉田 徹 第9章 フランスらしさの喪失? ―冷戦終焉、欧州連合の設立と フランス政治の変容(1992−1999年) ………………………浅野康子 第10章 遠ざかるヨーロッパ ―フランスの夢の終焉と グローバル化の現実(2000−2012年) ………………………鈴木一人 終 章 ヨーロッパ ―国民国家と連邦主義の狭間で ……ユベール・ヴェドリーヌ (吉田 徹 訳) より詳しく知りたい人のためのブックガイド 人名索引 事項索引 |